22名以上の出稼ぎ労働者が田舎へ戻る途中に死亡:インド全土封鎖中
39歳男性は、デリーからマディヤプラデシュ州まで歩いて帰る途中、
アグラの国道で胸に痛みを訴え、心臓発作で亡くなりました。
デリーではレストランのデリバリーの仕事をしていたそうです。
トラクターの荷台に乗って帰省途中、
トラックと衝突して子供を含む数名が亡くなり、
封鎖された国道を避け、森を通って
帰省していた数名が山火事で亡くなるなど、
全土封鎖(ロックダウン)の影響による死者は、
最低でも22名だと報道されています。
デリーとウッタルプラデシュ州とのボーダーでは、
大勢の出稼ぎ労働者やその家族たちが集まっています。
政府は食事を用意したり、
一部地方へのバスを用意したりしましたが、
田舎への帰省を急ぐ人たちは
封鎖された道路の代わりに、
鉄道の線路伝いに歩き始めています。
インド全土封鎖(ロックダウン)。
都市部から農村への大移動になっています。
実は、知り合いの隣の家の人が、デリーから歩いて帰ったそうです。
その数件隣の家の人も、パトナから歩いて帰りました。
デリーからガヤは約1000キロ。
パトナからガヤは約100キロです。
交通機関が止まり、道路が封鎖されているので、
政府が用意したバスに乗らない限り、
実際、歩いて帰ったものと思われます。
「裕福な人たちが飛行機で持ち込んだウィルスのせいで、
貧しい人たちが歩いて苦しまなくてはならない」
という皮肉のメッセージがインドの友人たちの間でシェアされています。
<参考サイト>
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