2020年4月29日水曜日

国際的インドの俳優・イルファン・カーンが亡くなりました

ショックです!
インド人の俳優イルファン・カーンが亡くなりました。

2018年から神経内分泌腫瘍のため、ロンドンで治療を受けていましたが、
2019年2月にインドに帰国して『Angrezi Medium』の撮影に参加し、
2020年4月28日にムンバイ市内の病院に搬送され、
結腸感染症の治療を受け、翌29日に亡くなりました。


日、蘭、加合同制作によるNHKスペシャルドラマ『東京裁判』で
インド派遣の判事、ラダ・ビノード・パール役を演じました。


日本人の皆さんもこれは見たことがあるのではないでしょうか。
「ジュラシック・ワールド」

「ジュラシック・ワールド」ではヘリコプターの墜落シーンが有名です。


「ライフ オブ パイ」の大人になったパイの役。



「インフェルノ」ではトムハンクスと共演。


「ランチボックス」

「ヒンディ・ミディアム」

最新作は「イングリッシュ・ミディアム」

イルファン・カーンは、ボリウッドだけでなく、
イギリスやアメリカの映画に
出演する数少ない国際的俳優でした。

まだまだ長生きしていろいろな映画に出演して欲しかったです。

ご冥福をお祈りします。



↑India Todayのサイトで、様々な出演作品のトレーラーが見られます。



イルファーン・カーン (wikiより)
ムスリム(イスラーム教徒)の藩王国太守(ナワーブ)の家系に生まれる。修士在学中に奨学金を得て、国立演劇学院(National School of Drama)にて3年間のディプロマ・コースを学ぶ。
1980年代後半からテレビドラマの脇役など俳優としてのキャリアを積み、90年代からは映画界にも進出するが、しばらくは小規模の無名の作品に出演するも注目されなかった。彼の演技力が評価され、映画俳優として本格的に活躍しはじめるのは2000年代に入ってからのことである。また、2006年の『その名にちなんで』以降は国外での評価も高まり、アメリカやイギリスの映画にも出演している。2016年には日、蘭、加合同制作によるNHKスペシャルドラマ『東京裁判』でインド派遣の判事、ラダ・ビノード・パール役を演じた。
ちなみに、『その名にちなんで』の監督ミーラー・ナーイルの作品では、他にも1988年『ミシシッピー・マサラ』にも出演していたが、編集段階で彼の出演部分はカットされてしまったという経緯がある。
2018年3月に神経内分泌腫瘍と診断され、ロンドンで治療を受けていた[1]。2019年2月にインドに帰国して『Angrezi Medium』の撮影に参加した[1]。2020年4月28日にムンバイ市内の病院に搬送され結腸感染症の治療を受けたが、翌29日に死去した[2]



2020年4月28日火曜日

ユーチューブライブ・初挑戦!コロナウイルス関連単語


ブッダガヤ日本語教室のユーチューブチャンネルを運営しているのですが、
この度、初めて(!)ユーチューブライブに挑戦しました〜!

緊張しました〜!

コロナ関連の日本語の単語を紹介しました。

ライブチャットに参加してくれたのは半数以上が教室の生徒でした。

日曜日、インド時間夕方6時にライブをしたのですが、
いつものイスラム教徒の生徒たちが参加していなかったので、
後で聞いてみたら、ラマダンで忙しかったのだそうです。

ごめんなさい!
そうでしたね。
ラマダンの間、昼間寝ているのかと思ったら、そうでもないそうです。
食事が夜の間しかできないだけで、夜はちゃんと寝ているそうです。

次回からはタイミング考えます。


途中、インターネットが止まったり、犬がウロウロしたりしましたが、
なんとかライブ授業、成功しました。

まだ一番シンプルな方法ですが、ちょっとずつ勉強して、
アプリを使ってのライブもできるようになりたいと思っています。

ロックダウンの時期だからこそ、インドの若者たちに
元気に勉強してもらいたいです。

(ネパールや日本からも見てくれている人がいます)

ロックダウン、もう少し(?)かどうかはわかりませんが、😂
元気出して今できることをやっておきましょう。

今がチャンスです。

日本語を学習しているみなさん、頑張ってください!


2020年4月9日木曜日

インド・コロナウイルス撃退ダンス!

インド・コロナウイルス撃退ダンス!

欧米の握手やハグによる挨拶で、新型コロナウイルスに
感染するケースは少なくありません。

インドは握手はせず、「ナマステ」で感染を回避します。

そんなナマステの挨拶と、手洗いをしよう
というダンスがインドで流行しています!


日本は幾つかの都市で緊急事態宣言、
インドはロックダウン(全土封鎖)、
世界中、コロナ禍のニュースが蔓延しています。

自粛、外出禁止の中、
ずっと心配な気持ちでいると心の健康が失われます。

そんな時、インドのこういう映像はいかがでしょうか。

気分転換にどうぞ!

そして、こちらは地方の流行曲の替え歌。

こちらも大ヒット!

ちょっとふざけすぎ感はありますが、、、!

モディ首相のスピーチをテーマにした歌。

ケララ州の警察の手洗いダンス。

こちらも警察のダンス。

これは警察によるパフォーマンス。

コルカタ警察による心に染み入るアウェアネス・ソング。

各地方の警察が、なんとか人民に関心と理解を持ってもらおうと、
歌やダンスで訴えています。

インド・ロックダウン、いつまで続くのでしょうか。

今、インドに滞在中の邦人は1000名だそうです。

みなさん、体調に気をつけて、頑張りましょう〜!

2020年4月7日火曜日

マレーシアから日本へ帰国!?炎上!バイリンガール・ちか・ユーチューバー

マレーシアから日本へ帰国!?炎上!バイリンガール・ちか・ユーチューバー

4月4日の「バイリンガール・ちか」さんの
ユーチューブビデオ投稿のコメント欄が大炎上しています。

ちかさんのご主人「おさるさん」と娘のプリンちゃんは、プチ移住生活をされています。

オーストラリアの次に、マレーシアに滞在中です。

2月半ば、おさるさんの弟の結婚式に参列するため日本に一時帰国され、また10日後にマレーシアに戻られました。

プリンちゃんの幼稚園のこともあり、マレーシア滞在を延長されました。

そして、3月18日から4月14日まで全土に活動制限令(Movement Control Order)が発令されました。

<マレーシアの状況>
マレーシアではこれまでに3662人が新型コロナウイルスに感染し,
うち61人の死亡が確認されています。

4月4日、日本帰国のお知らせ動画が投稿されました。
その動画がこちらです。↓


コメント欄より

「ちかさんの事好きでしたが、正直がっかりしました。 宣伝しながらヘラヘラ笑いながら話すことじゃない事くらい分かりませんか? 今どれだけ世界が大変なのか分からないんですか?自分勝手すぎます。 旦那さんも猿のお面を付けるのは仕方のない事なのかもしれませんが、今はふざけてるようにしか見えません。 いい大人なんですから、もう少し思いやりのある行動をしてください。」

「この時期に海外の移動をするのは非常識です。正直、こんな身勝手な行動をする人だとは思ってませんでした。残念です。他の方も言ってますが、自分が感染者であることを前提に行動してください。stay at homeを遂行してください。日本に、東京に、来ないでください。結局、こういう人がいるから東京では未だに多くの人が出歩いているんだと思います。」

など、「自分勝手」「非常識」など、批判的なコメントがたくさん書き込まれました。

プリンちゃんというまだ小さなお子さんを連れての移動だということや、移動により本人たちが感染するリスクもありますが、無症状キャリアの場合やそうなる場合もあり、他の人に感染させる可能性もある、という指摘がありました。

2月に日本に帰国したのに、コロナが世界に広がっている中、
どうしてもう一度マレーシアに戻ったのか、という批判もありました。

ちかさんの明るくボジティブな話し方に
「ヘラヘラしている」という批判も多数ありました。

中には、もうフォローをやめる、動画を見たくない、
などのコメントもありました。

私も英語学習のためちかさんの動画を拝見していたファンとして、
これらの批判コメントにうなづくところもありながら、
次にちかさんがどんなメッセージ動画を投稿されるのか、注目していました。

そして、4月7日、前回の動画への説明として投稿されたのが、こちらの動画です。↓


真剣な面持ちの二人。

前回の動画で言葉足らずだった部分を一生懸命、
丁寧に説明されていました。

様々なリスクをよくよく考えた上での決断で、
お二人の日本帰国の決定は変わらない、ということでした。

観光ビザが5月まであるが、それから延長できるかわからない。
延長が難しい場合、関係各局に迷惑をかけてしまうかもしれない。

政府チャーター機で帰国する状況になる前に、
自分たちで航空券が手配できるうちに帰国したい。

平常時であれば通訳を介して医療機関を受診できるが、
現在は病院がパンク状態で、
外国人への医療がちゃんとされるかわからない。

日本帰国後、2週間の隔離生活のため、
空港からレンタカーを借りるなど、様々準備をしていること。

マレーシアでも3週間の隔離生活をしたため、経験があること。

というような説明でした。

この動画へのコメントでは、ちかさんたちを応援するメッセージが増えました。

前回の動画へ批判コメントをされた人たちの、
海外からの帰国者がコロナウイルスを
日本へ持ち込み広げるという恐怖心、すごく理解できます。

<インドの状況>

私が住むインドでも、コロナ感染者はほとんどが
イタリアなど欧米や中東からの帰国者です。

こんな時に帰ってくるなよ!というのが正直な気持ちです。

もうインドは国際線の発着を禁止しているので、
ロックダウン中は制限されていますが、
それまでにすでに大勢が帰国していましたし、
取り残されたインド人たちの救出・帰国も行われました。

ちかさんの動画を見て、インド在住21年の自分の立場としては、
批判コメントをされた方々とは少し違う感情を持ちました。

海外の医療機関に対する不安の部分です。

マレーシアはまだ医療は充実していると思いますが、インドは、、、
しかも、インドの最貧と言われるビハール州では、
盲腸ですら手術中に死んでしまう可能性があるような医療環境です。

<子供が重症で一時帰国>

数年前、子供二人がA型肝炎にかかり、日本に帰国して入院しました。
空港のクリニックに相談して、専門の病院をご紹介いただきました。

他の人にうつす可能性もあるのに、どうして帰国?
と言われたこともあります。

しかし、その時は子供の命を救いたいという気持ちでいっぱいでした。

一人は劇症肝炎になり、危なかったです。
あのままインドにいれば、命を落としていたかも知れません。

<現在の状況>

私の個人的な現在の状況としては、インドで仕事をしているし、
帰国または海外に出れば、インドへの帰国が困難になります。

インドはビザを無効にしているので、
私のようなOCIホルダー(インド人の家族・永住許可のようなステータス)
であっても、今は一時的に停止されています。

国際線が全面禁止になっても、日本へ帰国するための飛行機は
JALなど数本用意されていました。

帰国できる方はそれで帰国されたのだと思います。

私はロックダウン中のインドで、自宅で仕事をしながら、
子供たちの安全に考慮して外出を控えている毎日です。

<ちかさんご家族の判断について>

前回の動画でのちかさんのボジティブな明るさは、
無理をして明るく振舞われているように思えました。

色々な人たちの意見がある中で、
それでも日本帰国の判断をしていること、
隔離生活についてもしっかり準備していらっしゃること、
など、今回の動画でよく理解できました。

有名なユーチューバーは、影響力が大きく、
一つ一つの動向が注目されて大変だな、と思いました。

ちかさんたち、安全に帰国されますように。
そして、隔離期間を無事終えられますように。
お祈りしています。

2020年4月6日月曜日

インド全土封鎖中、国民が9分間の祈り。モディ首相が国民へお願い。

インド全土封鎖中、国民が9分間の祈り。
モディ首相が国民へお願い。


4月5日日曜日、夜9時、9分間。

先日、インド・モディ首相が全国民に呼びかけた、
9分間の光の祈り、私たちも参加しました。

ブッダガヤ日本語教室の教師や生徒、
そしてその家族がそれぞれの場所で光を灯しました。


9はインドでは神聖な数字です。

「神と悪魔の戦い」であり、「救済」であり、「新生」です。


部屋の電気を消し、ベランダで家族とディヤに火を灯し、
9分間、コロナウイルスの感染拡大が早く終息するよう祈りました。

9分の祈りが終了後、日本語教室の教師や生徒から
続々と写真やビデオが届きました。


Go Corona



ベランダや屋上、玄関で、それぞれが祈りを捧げました。












 


ヒンドゥ教徒もイスラム教徒も仏教徒もシーク教徒もキリスト教徒も、
この日は宗教は関係なく、
インドという国、全国民のために
新型コロナウイルスと戦うため、
心を一つにして祈りました。





そんな祈りの中、ショッキングなニュースが入りました。

集団感染を起こし、その関係者から全国各地で感染が広がっていることで、
イスラム教組織タブリギ会に対して、批判をした青年が銃で撃たれて殺されました。

こういうことが起こらないように、国民の心を一つにしようという
モディ首相の願いでした。

非常に残念です。

今後も暴動などが起きませんように、、、!




2020年4月5日日曜日

ロックダウン中の料理・チキンビリヤニ風プラオの作り方

ロックダウン中の料理・チキンビリヤニ風プラオの作り方

インド全土封鎖(ロックダウン)の間、学校が休みの子供達。

限られた食材で、栄養が取れるよう、色々工夫しています。

今回ご紹介するのは、私のオリジナル料理「チキンビリヤニ風プラオ」です!


とっても簡単なレシピなので、ぜひお試しください。

油はこちらではマスタード油を使っています。

オリーブオイルや、普通のサラダ油でも大丈夫です。

油が熱くなったら、まず、細かく刻んだニンニクを炒めます。

その次にみじん切りにした玉ねぎを加えて炒めます。


玉ねぎに火が通ったら、チキンを加えて炒めます。
フタをして蒸し、時どき焦げないように炒めます。
チキンの中までしっかり火が通るように、時間をかけて炒めます。


チキンがある程度火が通ったら、塩と香辛料を加え、よく混ぜます。

香辛料は、私はMDHのチキンマサラを使っています。

それぞれの香辛料を合わせて自家製のマサラを作ることもあります。

日本なら、S&Bのカレー粉がおすすめです。


フタをしながら、時どき焦げないようによく炒めます。


マサラはよく炒めた方が美味しくなります。

焦げそうなくらい炒めたら、トマトを入れます。


さらに炒めて、最後にパクチーを加えます。

日本は市販のパクチーは衛生的なので、
水洗いして仕上げにかけてください。

インドでは、よく水洗いして土を落としても、
まだ色んな菌がついている可能性があるので、よく炒めます。


プラオは、チキンを炒める前に、炊飯器にセットしておきます。

お米
(こちらではバスマティライスを使用しています。日本米でもOKです。)

ジャガイモ
(一口大)

ターメリック・少々

塩・少々

サラダ油・少々

水(普通にご飯を炊く分量)

インドのお米(バスマティライス)は早く炊き上がるので、
早炊きでセットしてください。

日本米は、普通か、炊き込み御飯のメニューをセットしてください。


大きめのお皿にプラオを盛り付けます。

そしてその上に炒めたチキンを乗せます。


出来上がりです!

ぜひお試しください。


2020年4月4日土曜日

生徒の隣の家の人(ドバイから帰国)がコロナ陽性!ロックダウンに感謝!

生徒の隣の家の人(ドバイから帰国)がコロナ陽性!ロックダウンに感謝!

インドの新型コロナウイルス(COVID-19)感染者は2547名、163名が回復、62名が死亡となっています。(4月4日he Ministry of Health and Family Welfare発表より)

(これは4月3日のデータ)

なんと!

数日前、日本語教室の生徒の隣の家の人が、陽性確認されました!

ドバイから帰国したそうです。

生徒たちがワッツアップ・アプリで会話をしていたのですが、

「隣の家の人がドバイから帰って来た。
コロナみたいな症状らしい。」

「おい、早く警察に連絡しろ!」

「本当かどうかわからない。本人は大丈夫と言っている。
でもどうかな、とも言っている。どっちだろう。」

(おいおい、本人としゃべっとるんかい!)私の心の声

「早く警察に電話しろ!」

「じゃあ、明日通報するわ。」

(のんきやなあ。しかも、本人は申告せえへんのか?)

というやり取りがあり、翌日、陽性が確認されました。
(たぶん、生徒が通報する前に検査を受けていたと思われます)

新型コロナウイルスがすぐ近くまで来ています!

ビハール州や、インドが全土封鎖(ロックダウン)されていなければ、、、

日本語教室の生徒たちに感染が広がっていたかも知れません。

全土封鎖に先駆けて、ビハール州では2月中旬から
教育機関の閉鎖命令が出ていました。

ブッダガヤ日本語教室やスーリヤ校は、
その命令を受け、すぐに教室や学校を休みにしました。
(日本語教室はオンライン授業を継続)

3月22日にビハール州で初の感染・死亡者が発表されました。

38歳男性で、カタールから帰国、慢性的腎臓病の持病があったそうです。

それまでは感染者ゼロで、インドの各州に比べて奇跡的な状況でした。

現在、ビハール州の陽性患者は30名となっています。

ブッダガヤのあるガヤ地方では陽性患者が5名となりました。

国道のすぐ近くに住む生徒は、ロックダウンで国道を車が通らないので、
国道でクリケットをしていたそうです。

そして、警察に見つかり、追いかけられたと言っていました。

田舎の子供達は、学校が休みになり嬉しくて、
コロナフェスティバルだと言っている子供もいます。
(ホーリーの後、毎年あったらいいな、と言っている子供も、、、)

1日中、注意喚起のアナウンスを流す車が町中を回っていますが、
13億の全国民にコロナ感染防止の知識を教えるのは大変です。

3月22日のジャンタ・カーフューでお鍋を叩いたり、
4月5日のキャンドル点灯のパフォーマンスをして、
一体なんになるんだ、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
ロックダウン中のガス抜きという意味や、
お祭りのような儀式をすることで、国民に関心を持ってもらうことで
インドの国民にとっては非常に有効な方法だと、私は思います。

モディ首相・インド全国民へメッセージ。5日夜9時キャンドル灯火のお願い

モディ首相・インド全国民へメッセージ。
5日夜9時キャンドル灯火のお願い

4月3日(金)朝9時、インド・モディ首相が
全国民に向けてメッセージを発表しました。

4月5日日曜日、夜9時、9分間、
家の電気を消し、ろうそくや、ディヤ(油と綿のキャンドル)、
ランプ、懐中電灯、または携帯電話のフラッシュライトを
点灯するよう、インド全国民に対してお願いしました。

モディ首相は、13億の国民に、
ソーシャルディスタンスを保つこと、
家の外へ出ず、玄関やベランダですることを
念押ししました。

これは新型コロナウィルスと戦うインドの
希望や強さという空気を作るためです。

「私たちはロックダウン(全土封鎖)の中にいますが、
私たちは一人ではなく、一人一人が国の強さを高めるのです。
私たちはコロナウイルスによって作られた暗黒の中から、
光に向かって進まなければまりません。
4月5日日曜日、夜9時、電気を消し、9分間、
ランプや懐中電灯や携帯のフラッシュライトを点灯してください。
私たちの精神は熱心さに勝てる力はありません。」

と、モディ首相は全国民に訴えかけました。



<モディ首相の真意は>

イスラム教のタブリギ会の信者たちが集団感染をし、
その集会に参加した信者たちが全国に移動し、
ロックダウン中も国の命令に背き、
全国のモスクで集会を継続し、
そのことにより感染が広がっています。

また、イスラム教徒が作成したと思われる動画がいくつも
ティクトクやワッツアップなどのソーシャルメディアで
広くシェアされているのですが、
その内容はソーシャルディスタンスへの反対や、
イスラム教徒は死を恐れない、
死を恐れて握手やハグの挨拶をしないのは臆病者だ、
というようなメッセージを伝えています。

各地で医療チームや警察に危害を加える住民が出てきていますが、
そのほとんどがイスラム教徒が多い地域だそうです。

全員ではなく一部ですが、
そういうイスラム教徒たちがいるのは事実です。
検査に協力しない、検査の邪魔をする、
医療チームに唾をはいたり、石を投げたことなどから、
ヒンドゥ教徒の間でイスラム教徒を非難する動きも出てきています。

モディ首相のキャンドル灯火の企画は、
そういうインドの中の不穏な空気を清め、
国のために、国民全員のために一致団結しよう、
敵はコロナウイルスだ、と、
国民の気持ちを一つにするための企画だと思います。

なぜ、9分間なのか、それははっきり理由は発表されていませんが、
ヒンドゥ教では9という数字は神聖な数字です。


敵はコロナウイルス。
国民どうしでいがみ合ってはいけません。

今こそ、インドが団結して、悪質ウィルスと戦う時です。

インド13億人が団結できるか、
世界は見ています。



2020年4月3日金曜日

インド・ロックダウン、住民が医師・医療スタッフ・警察に投石や暴力


インドールで医療チームが住民から投石や暴力
 マッディヤプラデシュ州のインドールで、新型コロナウイルス感染の疑いのある患者の近隣の住民のスクリーニング検査をしていた医療チームの医師たちが、住民たちから投石や暴力を受けました。女性医師2名が負傷し、警察に救助されました。スクリーニング検査の最中、住民が医師たちに唾を吐き、暴言を吐いたことから発展しました。
映像の中で、青い防護服を来た医師が医師を投げる住民に追いかけられています。
最初は少人数でしたが、検査に対して怒りを叫ぶ住民は、後に100名ほどの集団になりました。
マディヤプラデシュ州では、インドールから2名の感染者が出ており、54家庭が隔離されています。同州の感染者は93名の陽性が確認され、7名が関連死しています。

ハイドラバードでは、ガンディ病院でコロナ感染者が死亡したことから、医療スタッフやケルスケアワーカーが暴力を受けています。医師たちは州政府に安全確保を求めています。

グジャラート州のスーラトでも、コロナ患者の治療に当たっている医師や医療スタッフが、自宅前で近隣住民たちに囲まれ、治療を続けるなら敷地内に入るななど暴言を受け、脅迫されています。

デリーのAIIMS病院の医師たちは、ヘルスワーカーたちが、パニックになった家主や住民たちによって住居から追い出されたことを受け、助けを求めています。
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モディ首相は医療関係者への不当な扱いについて、「医師たちはウイルス攻撃から国を守る戦いをしている、神の化身なのだ」と訴え、医療関係者に危害を加える者に対して警察による対抗手段を取ると述べました。

アハメダバードのパトラワリモスクで集会をしている住民に対して、警察が解散を呼びかけ、数名を事情聴取している時に、大勢が解放を求め、警察へ投石をし、警官一名が負傷しました。

<参考サイト>


coronavirus india live update


The Times of India
AHMEDABAD: Heavy stone pelting took place in Gomtipur area o ..