2016年10月9日日曜日

インド独立記念式典(8月15日) エンジェルエイド・スタディツアー


エンジェルエイド・スタディツアー、8月15日は午前中、スーリヤ校でインドの独立記念式典に参加していただきました。

主人が軍服のような服装をしていますが、これはインド独立の英雄「スバース・チャンドラ・ボース」のコスプレです。


毎年色々なコスプレをしているのですが、顔がよく似ているので定番となっています。

インドの独立記念日には、国旗掲揚の後、国家を斉唱し、最後に敬礼します。

日本側からは社会科教師のGさんから「日本の国旗の意味」についてスピーチをいただきました。

そして日本の国家を日本人の皆さんで歌いました。

それから生徒たちが歌やダンスを披露してくれました。

毎年独立記念日には、子供達が大好きな、インドの国を代表するお菓子「ジレイビー」を食べます。

パリパリした甘~いお菓子です。

日本人の皆さんにも食べていただきました。

午前中とは言え、35度以上の強い日差しの中、日本人の皆さんよく頑張ってくださいました。

最後に、アートの授業に参加した生徒たちが自分の団扇の作品を持って記念撮影しました。

この日はこれだけではなく、この後、午後から卒業生・在校生(上級生)との交流会をしました。

交流会については次のブログでお伝えします。


















マミージー・チャリタブルトラスト見学(8月13日) エンジェルエイド・スタディツアー


エンジェルエイド・スタディツアー、8月13日はフラン人女性が運営するNGOを見学に行きました。

マミージー・チャリタブル・トラストです。

ブッダガヤで貧しい子供達の教育のために活動する同志として、友人として交流しています。

ジェニーさんは「マミージー(お母さん)」と地元で呼ばれています。

日本から来た友人たちが見学したいと伝えると快く了承してくださいました。

見学の当日、私達を歓迎しようと花輪や音楽隊まで用意してくださっていました。

あいにく急にスコールのような大雨が降ったため、一時中止して、雨が止んでから再度音楽隊の賑やかな曲と共に子供達が日本人の皆さんに花輪をかけて歓迎してくれました。

学校として使っている校舎は大きめの民家のような感じで、レンタルで使用しているとのことでした。

生徒は近所の子供や遠くからバスで通学する子、そして寮の施設もあり、一部の子供達は寮に泊まって勉強しているそうです。

各部屋を見せてくださり、昼間は教室として使い、夜は子供達の宿泊室になるのだと説明されました。

そして、やっと雨が上がり、屋上で歓迎会を開いてくださいました。

生徒たちが歌やダンスを披露してくれました。

私達のためにスナックまで用意してくださっていました。

子供達にもお団子を一つずつ配りました。

最後にマミージーのオフィスで色々とお話しを伺いました。

自分達のしている活動はまだまだ足りない、教育を受けられない子供達はたくさんいる、一緒に協力してお互いに頑張っていこうとおっしゃっていました。

とってもパワフルなミマージーに、日本人の皆さんが感銘を受けていらっしゃるようでした。

見送りの時も音楽隊の演奏で踊りながらの見送りでした。



















2016年10月5日水曜日

世界遺産マハーボディ寺院参拝(8月10日) エンジェルエイド・スタディツアー


エンジェルエイド・スタディツアー、ブッダガヤ御到着当日の夕方、皆さんとマハーボディ寺院に参拝しました。

マハーボディ寺院は2002年からUNESCOの世界遺産に登録されています。

お釈迦様が悟りを開かれた場所であり、仏教発祥の地です。

インドではお寺などの宗教施設では靴を脱がなくてはいけません。

数年前までは門の手前に靴預かり所があったのですが、今はちょっと遠くて、門のある場所のぐるっと反対側で靴を預けて、そこから裸足(または靴下)で参拝します。

インドでは靴は不浄な物とされ、神聖な場所を汚さないよう、脱がないといけないんです。

靴はビニール袋に入れたら持って入っても大丈夫です。

携帯電話は絶対禁止です。これはテロ防止のためです。

でもなぜかIpadなどのタブレットはOKです。

カメラやビデオカメラは料金を払えば持って入れます。

セキュリティチェックを受けてから、門の前の階段を降りて、マハーボディ寺院の塔に向かいます。

仏陀の像が中に御安置されています。

いつも世界中からの巡礼者が列を作って並んでいて、中まで入るのにちょっと時間がかかります。

仏陀の像にご挨拶してから、大塔の周りを時計回りで廻ります。

大塔を真後ろまで回った場所に、大きな菩提樹の樹があります。

現在の菩提樹はお釈迦様の当時の菩提樹ではもちろんありませんが、アショカ王の娘がスリランカに持って行った菩提樹の子孫だと言われています。

それから、大塔の南のほうにある池を案内しました。

お釈迦様が沐浴をした実際の池と言われている池はちょっと離れた場所にあるのですが、こちらはそれを模倣して人工的に作られたようです。

ムンチリンダという蛇の神様が、お釈迦様が大悟されるまで風雨から守っていたという説話から、その像が池の真ん中に建てられています。

その池には鯰がたくさんいて、巡礼者たちが施しとして餌をあげています。

池を見た後は、大塔の外側の通路をぐるっと時計回りで廻りました。

最後に門の所で記念撮影をしたら、知らないおじさんまでカメラ目線で入っていました。

一番の巡礼シーズンは12月から2月の冬の時期です。

その頃は門から大塔まで満員電車のぎゅうぎゅう状態、もしくはエルサレムのメッカ状態となります。

8月はまだ巡礼者がそれほど多くはなく、スムーズに参拝出来ました。













2016年10月3日月曜日

ティーチャーズ・デイ(9月5日)


毎年9月5日は、ティーチャーズ・デイです。

この日は授業はないのですが、生徒たちが日頃の感謝を込めて、教師たちのためにパーティを開いてくれます。

教師たちと共に私も参加させていただきました~!

生徒たちは自分の教室を風船やテープなどでそれぞれ飾りつけをして、準備が出来たクラスから教師たちを呼んでくれます。

それぞれの教室にはテープカットをして入ります。

真ん中にはケーキが置いてあって、ろうそくに火を点けます。

ケーキを最初にカットするのは私か校長先生か、担任の教師たちです。

ケーキを一口大、ビスケットにスナックなど、紙皿に入れてふるまってくれます。

この日は子供達が自分達だけで準備をします。

ケーキなども子供達がそれぞれお小遣いを出し合って買います。

お金がなくて出せない子ももちろんいますが、出せる子たちがその分をカバーして、文句は言いません。

みんな、それぞれの家の状況がよくわかっています。

教師たちにペンをプレゼントする生徒たちもいました。(本当にシンプルな安いペンですが、、、)

教師たちにお菓子をふるまったら、生徒たちも一口ずつケーキやお菓子を食べます。

彼らにとっては年に一度のパーティです。

1年生から10年生まで、各教室で一口ずつでもケーキやスナックを食べているとけっこうお腹がいっぱいになります。

スーリヤ校のティーチャーズ・デイ・パーティが終わったら、今度は日本語を勉強している卒業生たちが私やスーリヤ校の教師たちをディーチャーズ・デイ・パーティに招待してくれました。

なんと、卒業生たちはアルバイトなどで貯めたお金を持ち寄って、私にパンジャビスーツをプレゼントしてくれました。

卒業生たちが感謝のスピーチをしてくれた時は感極まって涙が出そうになりました。

素晴らしい一日になりました。

みんな、ありがとうね~!!!