先日、昔奨学金支援をサポートしていたアロクさんが、
里帰りをしているので久しぶりに会いたいと連絡をくれました。
ベナレスの工科大学卒業で、今は科学者になっているそうです。
せっかくなので、工学部受験を目指す
卒業生V君、Aさん、K君、R君たちに、
勉強の仕方や、受験の心得などを話してもらおうと、
一緒に会うことにしていました。
ところが、新型コロナウィルス感染防止のため、ビハール州政府から
集会禁止の命令が出ています。
また、前日夜から、未曾有の豪雨で(UP州では多数死者が出ました)、
ミーティングの予定の朝も、雨が降り続いていました。
そこで、ビデオ会議のアプリ「Zoom」を使ってミーティングしました。
⇩Zoomについての記事(東洋経済オンライン)
私はパソコンで、他の学生たちは携帯電話で参加しました。
一人、K君は大雨で村が停電のため、携帯電話の充電が切れてしまい、
雨の中、傘もなく歩いてこちらまで来てくれました。
(5キロはあると思います)
Zoomの登録はメールアドレスを使い、登録だけすれば後は
会議の予定を組み、参加者を追加するだけです。
スカイプのような感じです。
いいと思ったのは、会議の録画、録音が出来るところです。
アロクさんは、自分の受験体験や、弟の受験体験を踏まえ、
受験対策に使うと良い参考書を紹介してくれたり、
健康に留意することも、勉強を捗らせる良い方法だと
教えてくれました。
翌日、またムンバイに帰ったそうです。
アロクさん、貴重な時間、ありがとうございました。
世界中、新型コロナウィルスの感染防止のため、
学校が休校になったり、無用な外出を控えたりしていますね。
ブッダガヤのあるビハール州でも、一週間ほど前から、
公立・私立含めてすべての教育機関の強制的な休校の命令が出されました。
ビハール州では、まだ感染者が出ていないのですが、
デリーや隣のUP州などでも感染が少しずつ出て来ているので、
満を持して、先に防止対策として教育機関の休校命令を出したようです。
ところが、10年生と12年生の全国統一試験は中央政府主導のため、
州政府は休止の命令を出しませんでした。
学校自体は休みなのに、統一試験だけ昨日まで行われていました。
ところが、昨日の夕方、子供達が大騒ぎしていました。
全国統一試験も残りの試験が延期になったのです。
10年生の次男はその日苦手な社会科の試験だったので、もう1日ずれていたら
もっと勉強する時間が出来たのに、、、!と悔しそうでした。
12年生の長女は、得意科目のヒンディ語と地理が残っていたのですが、
数日間猛勉強していたので、試験が延期されて、がっかり、、、!
スーリヤ校の10年生は、ギリギリ受けるべき科目全部を
受け終わっていたそうです。
実は、ブッダガヤ日本語教室も今、お休みです。
教室は閉めていますが、みんな、自宅で
ビデオやワッツアップ(ラインのようなアプリ)で
勉強しています。
その様子は次のブログでご紹介します。
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