2018年5月8日火曜日

CSW62 国連でのセミナーでスピーチ

2018年、3月22日、エル・カンターレ財団からご招待いただき、セミナーのゲストスピーカーとして、ニューヨークの国連本部で、インドでのNGO活動についてスピーチをさせていただきました。

国連でのセミナー、大成功でした!

途中、ところどころ、パワーポイントが動かなくなったり、ビデオが繋がらなかったり、ハプニングもありましたが、全体的には大成功でした!

私も自分のベストを尽くせたと思います。

英語でのスピーチは、何度も練習したのですが、暗記して話そうとすると考えてしまうので、時間が倍になります。

10分以内に話さなくてはならないので、本番は紙を読むことにしました。

時々顔をあげて、会場のみなさんの顔を見るようにしました。

スピーチの内容はこんな内容でした。

・スーリヤ校の説明
・13歳で結婚させられた女子生徒(流産の経験など)
・幼児婚の習慣について
・スーリヤ校生徒に対して、幼児婚反対の教育。
・センター試験前日に結婚させられた女子生徒(心の病に)
・卒業後、親が決めた相手と結婚した女子生徒。(本人が納得)
・ビハール州の状況。貧困や最低識字率など。
・信仰教育の大切さ。
・女子卒業生たちへの職業訓練(コンピュータ教育など)


CSW62 speech

私の発表後、お一人、アフリカ人の方が質問してくださいました。

少女たちが世界をもっとよくできると信じている、という意味を教えてください、という質問でした。

下手な英語で一生懸命お答えしました。

少女たちがいずれは母親になって子供を教育していくので、少女たちの教育が大切だと思います。私は信じています。と答えました。

櫻井さんのセミナーは、とても濃い内容で、よく勉強されているのがわかりました。

さすがに英語がナチュラルで、とても聞きやすく、内容がしっかり伝わったと思います。

中村さんのお話も素晴らしく、私のは短いよ、とおっしゃっていましたが、中身の詰まったお話でした。

「今時のあいうえお」の歌とダンスの映像がとてもよかったです。

キッズオンライン のテーマ曲
「今時のあいうえお」がYouTubeアップされています。


セミナー終了後、質問者はいなかったものの、みなさん、すぐには席を立たれず、じっと座っていらっしゃいました。

そして、何名かの方々が前まで来て、声をかけてくださいました。

ナイジェリアから来られた方は、素晴らしい活動をしていますね、と言ってくださいました。

ウクライナから来られた方は、セミナーの内容をウクライナ語に翻訳したい、とおっしゃいました。

ゲームを作成するプログラミングを教える活動をしている、という方もいらっしゃり、後で連絡するとおっしゃっていました。

アフリカでテレビ局で働いている、という人もいらっしゃいました。

終了後、みなさんと国連本部の前で記念撮影をしました。

前日、猛吹雪だったにもかかわらず、ボランティアのみなさんのチラシ配りやお誘いのおかげで、大勢の方がいらっしゃってくださいました。

ニューヨーク支部やニュージャージー支部、そして日本から応援に来てくださったボランティアの皆様に心から感謝しています。

また、特に櫻井さんは睡眠時間を削って、セミナー内容を作成されていたようで、本当に心の底から湧いてくるような情熱をお持ちだと思いました。

本当によくよく頑張られたと思います。

夕方から、Mさんのお宅で打ち上げパーティをしました。

とても素敵なアパートで、大きな窓から、ニューヨークの高層ビルが見えました。

応援してくださった皆様に、心から感謝しています。

直前、水を買いに走ってくれた主人にも感謝です。

このような素晴らしい機会を与えてくださった櫻井さんを始め、エル・カンターレ財団の皆様に、心から感謝申し上げます。

井上如






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以下、エル・カンターレ財団代表 櫻井ニコルさんのメッセージとスピーチのテーマです。

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この度3月11日より23日まで開催された第62回国連女性の地位委員会に於きまして22日、世界非営利組織部門中、アメリカ合衆国の代表の一つとしてエル・カンターレ財団による90分セッション、演題:「農村女性のエンパワメント、リーダーシップと成功」として昨年に引き続き国連でのセミナーを開催することができました。

【セミナーでは】
*国連の行っている物質的支援には限りがあること、これからは精神的支援が必要な時代となり、心を変えることによって幸福創造が出来る。そしてこのマインドを持ったリーダーの育成がそれぞれの国興しの土台になることで、国連の目標とする世界各国での継続的で永続的な発展が得られることを提案する。

*心の教えを学ぶことで可能となる各地域のリーダー育成、エンパワメントが今多くの人々に求められているという認識確認及びトレンドの紹介と新しい知識を国連に注入。

私は国連が行っている弱者救済を即悪と否定して考えるのではなく、国連に必要なポジテイブで真理に基づいたアイデア提供し、持続する救済と発展への考え方を、真理を知らず模索している人々、差別や苦悩の中に生きている人々の心に、主の救済の念い、真理の光を灯したいと思いました。

中心にお話しさせていただいたのは、地球の女性たちにエンパワメントをつけるためにはどのような問題があり、どのような成功事例があるのか。

今社会を覆う左翼的な結果平等ではなく、女性に平等の機会の大切さ。

どんな土地で生まれても自助努力の精神について学んで頂き、自国の国興しする女性リーダーづくりができないか。リーダーシップの有り方とその育成マインドが大切であること。