2020年8月7日金曜日

「本当のドンは私」爆弾発言ビデオ・リーク!自殺(?)俳優の元婚約者

6月14日に謎の死を遂げた人気俳優スシャント・シン・ラジプットの
元婚約者「リア・チャクラボルティ」とはどんな人物なのでしょうか?
まずはこのビデオをご覧ください。


「私のボーイフレンドは自分のことをドンだと思ってる。
でも本当のドンは私。
私はヤクザたちを使う。
どこどこに住むプロデューサーからお金をもらってこい、
て言ったら取ってくる。
彼らは俺はドンだ〜、と威張ってるだけ。
録画はしないでよ。」

というような内容です。

上のビデオがリークしてインド中でバイラルになってすぐ、
急に沈黙を破り、ビデオメッセージを出しました。

これは自殺したとされる俳優の父親が1億7千万ルピーを着服した容疑で
訴えたことに対してのメッセージです。


「私は神を信じています。
メディアは色々ひどいことを言っていますが、
弁護士からはコメントをしないように
アドバイスを受けています。
真実は必ず明らかになります。」

というメッセージでした。

スシャントファンの反応は、
「こんな演技ができていれば出演作もっとヒットしたのに。」
「まさか人生の中でこんな化粧と衣装を着るとは思ってなかっただろう。」
「被害者みたいな演技。やっぱりわざとらしい。」
などなど、でした。

最高裁判所が彼女の訴えを棄却して、ビハール警察の捜査が可能になったことと、
中央政府が中央捜査局に捜査依頼を了承したことなどから、
「真実は必ず明らかになる」
がツイッターでトレンドになっています。

リアは、この一件で有名になりましたが、それまでは出演した映画はヒットせず、
あまり世間に知られていませんでした。

映画監督のマヘッシュ・バットの愛人ではないか、
と噂になっていたことがあります。
マヘッシュ・バットは女優アーリア・バットの父親で、
懇意にしていた女優二人が謎の死
(いずれも自殺とされている)を遂げています。

リアに出会う前は、スシャントの資産は4億6千万ルピーほどあったそうです。
リアに出会って数ヶ月で、2020年の2月頃には2千万ルピーにまで減ってしまったそうです。

ボディガードやスタッフの話によると、
スシャントは、昨年12月にリアとその弟とヨーロッパ旅行に行き、
帰国後、別人のようになってしまったそうです。

体が弱り、1日22時間ほどずっと寝ていたそうです。
スシャントが寝ている間に、リアは家族や友人とパーティをしていたそうです。

スタッフの話では、嫌がるスシャントに無理やり薬を飲ませていたそうです。

スシャントが死亡した日、スシャントの自宅にいたスタッフや友人は、
何の薬だったのか、誰が買っていたのか、誰が飲ませていたのか、などの
メディアの質問にはっきり答えません。

スシャントは首を吊っていた、というムンバイ警察の発表ですが、
その写真や映像はありません。

友人から連絡を受け、駆けつけた姉も、駆けつけたときには
スシャントはベッドに寝かされていた、と言っています。

友人で同居していたシッダールタ・ピタニは、首を吊っていたスシャントの遺体をベッドに下ろしたのは自分だと言っています。

別のスタッフは、自分が下ろした、と言っています。

また、救急車の運転手は、警察と一緒に自分が下ろした、と言っています。

それぞれの供述がバラバラで、一体何が真実なのか、、、、?

スシャントの死の謎について、次回のブログでお伝えします。





2020年8月5日水曜日

元婚約者に逮捕状!人気俳優謎の死 ラム寺院地鎮祭の日

2020年8月5日、アヨーディヤのラム寺院地鎮祭の日、
モディ首相が現地で歴史的儀式に参加しました。

その儀式の最中、もう一つのニュースがインド中に流れました。

6月14日に謎の死を遂げた俳優スシャント・シン・ラジプットの
元婚約者リア・チャクラボルティに対して、
最高裁判所は、パトナ警察での訴えをムンバイ警察に回して欲しい
というリアの訴えを棄却しました。
最高裁判所はムンバイ警察に対して、
事件の報告書を三日以内に提出するよう命令しました。




最高裁判所の判定により、リアに対して逮捕状が発行されたそうです。
(ビハール警察が数日前に出していたようですが、それが有効になったようです。)

そして、ビハール州知事二ティッシュ・クマールがこの事件に関して、
CBI(インド中央捜査局)に捜査を依頼した件で、
中央政府はこれを了承しました!

ラムは悪魔と戦う正義の神でもあります。

ラム寺院地鎮祭という日に、
朗報を聞いたスシャント・ファンたちの中には、
ラム神のご加護があったと言っている人たちもいます。


逮捕状が出た元婚約者はどんな人物なのか、
それは次回のブログで、、、。






2020年8月4日火曜日

ムンバイ警察VSパトナ警察 人気俳優謎の死をめぐって

今、インドのニュースチャンネルを賑わせている話題は
ムンバイ警察 VS パトナ警察 です!!!


前回お伝えした俳優スシャント・シン・ラジプットの謎の死についての調査で、
地元ムンバイ警察と、スシャントの出身地ビハール州パトナの警察が、
バチバチと火花を散らしています。

6月14日に死亡が確認され、現場に到着したムンバイ警察は、
首吊りによる自殺だと発表しました。

遺書が見つからなかったこと、首の傷の場所が首の真ん中であること(首吊りならもっと顎よりのはず)、首を吊っている状態の写真やビデオがないこと、首吊り現場の天井とベッドの間が、身長が高すぎて首を吊るのが難しいこと、救急車が3台から4台あったこと、救急車に搬送される遺体が手足が真っ直ぐの状態と、横向きに足を曲げている状態と、2種類あること、同居者が二人行方不明であること(一人は昨日のニュースで生存確認)、などなど、他にもたくさんの謎があります。

ムンバイ警察は検死の結果が出るのを待たず、
死亡発見とほぼ同時に「自殺」だと発表しました。

そして、それから一ヶ月半、スシャントの元恋人や、友人や、
ボリウッドの関係者を呼び出して調査をしていましたが、
何ら結果を出さず、そのまま自殺として調査を終了しようとしていました。

そして、7月28日、スシャントの父親が、パトナ警察に、
スシャントの元恋人リア・チャックラバルティに対して、
息子の17カロール(一億七千万)・ルピーを着服した疑いがあるとして、FIRとして訴えました。
(1カロールは1千万)

また、リアが薬を使って、スシャントを自殺に追い込んだとも父親は訴えています。

インドのスシャントファンは、この父親の訴えに、
やっと家族が立ち上がってくれたと一瞬喜びましたが、
訴えの内容を読み、息子が「自殺」に追い込まれた、とあったので、
がっかりしました。

ファンたちや、一部の真実を追求するジャーナリストは、
スシャントは殺害されたと考えています。

リアに対しては、スシャントのクレジットカードを
すべて持ち出して使用していたことがはっきりしています。

2019年、リアに出会う前は46カロールあったのが、2020年2月頃には2カロールまで減っていたそうです。

父親の訴えでは17カロールとなっていますが、実際はもっとリアが引き出したり家族の口座などに送金した可能性があります。

父親の訴えを受理したパトナ警察は4名の捜査官をムンバイに送りました。

ところが、ムンバイ警察はパトナ警察の捜査に協力してくれません。

6月8日、スシャントの元マネージャー・ディシャが死亡(ムンバイ警察によると自殺)したケースについての資料を、パトナ警察がムンバイ警察に請求したところ、なんと!
「間違って削除してしまいました。」とムンバイ警察は答えました。

パトナ警察が、「削除したデータもリカバリーできるので、手伝いましょう」と伝えましたが、コンピュータは貸し出しできないとの返答があったそうです。

ありえないことが、インドでは起こります。

そして、4人の捜査官がムンバイで捜査を始めてから四日後、さらにSP(地方警察長官クラスの高級警察官)がパトナからムンバイに送られました。

すると、、、、、!

ムンバイ到着後、マハラシュトラ政府のBMCという役所から、2週間の検疫待機の命令を受けました。
同じ飛行機に乗っていた人たちはその命令は受けていません。

その特別任務のために来た高級警察官だけ!
ゲストハウスに2週間待機命令を受け、
誰とも接触することを禁止されました。
(部下の捜査官とも面会を禁止されています。
先に到着した4名の捜査官は検疫の命令は受けていません。)

ビハール州の警察長官はこれに対して猛反発しています。

なぜここまで、徹底的にパトナ警察の邪魔をするのか?

実はスシャントの死や、元マネージャーの死に、
マハラシュトラ州州知事の息子が絡んでいるそうです。

続きは次のブログで、、、、。