2020年3月16日月曜日

卒業生が技能実習生として日本へ


スーリヤ校卒業生2名が技能実習生として日本へ旅立ちました〜!

技能実習生に合格してから、1年2ヶ月。

楽しかったことも、苦しかったことも、たくさん経験して、
やっと、日本へ出発しました。

ご指導いただいたトレーニングセンターの藍川先生に心から感謝申し上げます。

一人はケアワーカーとして、一人はカーシートの縫製スタッフとして、
これから3年間日本で働きながら訓練を受けます。
(ケアワーカーは、1年以内に日本語能力試験N3に合格できなければ
帰国しなくてはなりません)

乗り継ぎのバンコクの空港は広いので、迷子にならないか心配でしたが、
みんな一緒に行動していたので、無事乗り継ぎ、日本まで到着出来ました。

1ヶ月、みんな一緒に研修を受け、それからそれぞれの勤務先に行きます。

ケアワーカーの卒業生は、もう一人同じ職場に勤務する予定の学生と一緒です。

その学生は別のスーリヤ校卒業生の姉です。

数年前、ブッダガヤ日本語教室に通っていたことが縁で応募し、合格しました。

二人は同じ職場、たぶん、住む場所も同室になります。

性格が正反対の二人。

卒業生はおっとり。もう一人は頭が冴えてるけど短気。

二人がどうやって3年一緒に過ごせるか、今から心配ですが、
卒業生は長女で面倒見がいいので、もう一人のお世話もちゃんとしてくれると思います。

数ヶ月前から、ブッダガヤの学生たちが技能実習生として日本で働いています。

ケアワーカーや、建築・塗装の仕事です。

特に建築・塗装の仕事は、予想以上にハードらしく、
何度か相談に乗りました。

インドの働き方と、日本の働き方は全然違います。

暑い国の人たちは無理をしません。

ゆっくりマイペースです。

でも、日本は1日中休みなく働きます。

インド人に怒られるかも知れませんが、インド人の働き方は、
その人の持っているパワーの20%も使っていないような感じがします。

日本人の場合は、持っているパワーの100%出すのは当たり前で、
さらに状況によっては200%出さなくてはなりません。

20%と200%の差は大きいです。

時間を守ること。

言い訳を言わないこと。

謝ること。

インドにない文化・習慣に慣れるため、この1年少しの間、
インドでトレーニングを受けて来ました。

実際の職場で、日本のいい面も、厳しい面も体験します。

インドの田舎の若者たちが、大きな環境の変化の中で挑戦しています。

応援、よろしくお願いいたします!


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