2017年1月26日木曜日

1月26日インド共和国記念日@スーリヤ・バハルティ・スクール


1月26日はインドの共和国記念日です。

今年もスーリヤ・バハルティ・スクールの生徒達とお祝いをしました。

8月15日の独立記念日と同様に非常に重要な祝日です。

1950年1月26日にインド憲法が発布され、共和国となったことを記念する日です。

この日はみんな学校や会社に集まり、インド国旗を掲揚し、国家を斉唱し、お祝いします。

そして、子供達が最も喜ぶのが、インドのナショナルスウィーツと言われる「Jalebi(ジャレイビー)」です!(ブッダガヤ周辺ではジレイビーと発音します)


日本人には耐え難い程の甘さで、頭にキーンと来ます!

インドに18年もいるとおいしく感じるから不思議ですね。

今回も自分のホテルのコックさんの手作りで、出来立てほっかほかを生徒達と一緒にいただきました。

今日は授業はなしです。

生徒達が歌やスピーチを披露し、ジレイビーを食べて帰ります。


<第68回共和国記念日について>

毎年、来賓として外国の首相が招待されています。

第68回共和国記念日に、今年はUAE(アラブ首長国連邦)のCrown Prince of Abu Dhabi Sheikh Mohamed bin Zayed Al Nahyan. ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子が主賓として出席されました。

ラージパト通りの軍事パレードに、歴史上初めてアラブ首長国連邦の軍隊の代表団が参加しました。

ドバイのブルジ・ハリーファ(超高層ビル)が、インドの国旗のライトアップ(プロジェクション)をされていた理由がよくわかりました。

ムハンマド皇太子が主賓として招待されたからだったんですね~!

2013年はブータン国王、2014年は安部首相、2015年はオバマ元大統領、2016年はフランスのオランド大統領が主賓でした。

Republic Day parade chief guest
Year
Guest name
Country
2013
King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck
Bhutan
2014
Prime Minister Shinzo Abe
Japan
2015
President Barack Obama
United States
2016
President François Hollande
France
https://en.wikipedia.org/wiki/Republic_Day_(India)

共和国記念日の式典では、インド陸軍により首都のニューデリーからパレードが行われる。近年、この式典に外国の首脳が主賓として招かれることが慣例となっているが、式典への招待は外国首脳に贈られる最高の栄誉とされる

・2014年 – 安倍晋三が日本の首相として初めて主賓として出席[2]。

・2015年 – バラク・オバマがアメリカ大統領として初めて主賓として出席[3]。

出典:Wikipedia

来年はプーチン大統領かな?トランプ大統領かな?

共和国記念日に招待する主賓の国はインドにとって最重要国だという意味みたいです。


インド共和国記念日の写真を見たい方はこちらのリンクからどうぞ!
バイクの曲芸乗りなど、インドならではのパレードです。

Times of India


NDTV


ジレイビーを食べるため、私は朝食抜きでした、、、!

インド人はインドが大好き!

それはすごく素晴らしいことだと感じる一日でした。


































祝★合格!!!JLPT日本語能力試験・N3・N5合格しました!!!



12月に受験したJLPT(日本語能力検定試験)の結果が出ました~!

チャネッシュ君とニーラジ君がN3(3級)に合格、ビカッシュ君がN5(5級)に合格いたしました!!!!!!!

昨日朝早く、チャネッシュとニーラジが来て、ニヤニヤしているので何だろうと思いながら、私は「今日はJLPTの結果が朝10時に出るよ。チェックしてね。」と言いました。

すると、「もう結果がわかりました。日本時間の10時に結果が出たようです。ありがとうございます、先生!!!」と言って、二人とも足先を触って挨拶してくれました。

(足先を触るのはインドの最上級の挨拶で尊敬の気持ちを表します)

他の生徒達は残念ながら合格には至りませんでした。

初受験のラフール君が合格点に1点だけ足らず、非常に惜しかったです。

みんな、それぞれ次の7月のJLPT受験に向けて勉強を始めています。

次回はもっと多くの生徒が合格出来るよう、精一杯指導してまいります。

さあ、いよいよ次はN2に挑戦です!

よろしくお願いいたします!
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ちなみに、うちの子供たちも12月に受験したのですが、3人共合格していました。

長男N2、長女N4、次男N5です。

ずっとインドで英語とヒンディ語での教育を受けているので、日本語は自分で勉強しています。

特に長男は日本の大学への入学を希望しているので、次回はN1合格を目指します。

もちろん、帰国子女枠で受験する予定ですが、日本語で小論文を書かなくてはならないので、大変です。

ついつい生徒達の授業にばかり時間を使ってしまうのですが、子供達の日本語教育も頑張って行きたいと思います。

2017年1月22日日曜日

州の禁酒法・感謝と応援のヒューマンチェーンに参加!


2017年1月21日(土)、スーリヤ・バハルティ・スクールの4年生から10年生までの生徒達は、ヒューマンチェーンに参加しました。

この「ヒューマンチェーン」は、ビハール州の禁酒法に対する感謝と応援のメッセージをインド全国、そして世界に伝えるためのものです。

ビハール州全域の公立・私立の学校からの生徒達と、村の女性達が同時に手をつなぎました。

12時15分から始まり、13時まで、45分間、手をつなぎ続けました。

場所は学校から一番近い国道です。

「ビハール州の禁酒法」

この禁酒法は2016年4月5日に施行されました。

施行後、犯罪率が30%ほど減ったそうです。

この禁酒法がなぜ施行されたかというと、インド一の貧しい州であるビハール州の男性達は質の悪いお酒で悪酔いし、家庭内暴力(DV)を起こしたり、犯罪に走ったり、様々な問題を起こしていたからです。

実際は、椰子の実のようなマフアというお酒が禁止されたので、村の奥では隠れて新しい方法で、お米や葡萄を使ったお酒が作られています。

しかし、警察が厳しく取り締まっているので、公共の場所で飲めず、酔っていると通報されるので、酔っ払いが徘徊することが非常に少なくなりました。

それでDVや犯罪率が減っているのです。

村の女性達は非常に喜んでいます。

「ヒューマンチェーン」

頻繁に政府の車や宣伝のオートが行き交い、45分間手をつないでおくこと、世界記録に挑戦していること、歴史的なイベントだということなどをアナウンスしたり、昔の映画音楽の替え歌で禁酒の素晴らしさを訴えていました。

途中、ジャーナリストなのか、政府の役人なのかわかりませんが、ジャイロコプター(小型ドローン)を飛ばし、上空から撮影しているようでした。

それが珍しいので、せっかく並んでいた村の女性達がジャイロコプターを見に行こうと大勢で動き出した。

それで「あれは撮影のためで、あなた方を撮影するので、並んでいてください」と伝え制止ました。

「おお~、あれは写真を撮るための機械なのか!」と納得し、村の女性たちは手をつなぎなおしました。

手をつなぐのは45分間だけど、開始の15分前に並んでいたので、一時間も道路に立ちっぱなしです。

高学年の女子生徒達の数名は時々疲れを訴えていましたが、なんとか最後まで頑張れました。

衛星写真を撮る、とアナウンスしていました。

はてさて、世界記録は達成出来たのでしょうか?

州を挙げてのイベントの結果が楽しみです。

スーリヤ校の生徒達は本当によく頑張りました!