2018年1月27日土曜日

インド共和国記念日


1月26日、スーリヤ・バハルティ・スクールでインド共和国記念日をお祝いしました。

国旗の掲揚をして、国家を斉唱しました。



インド共和国記念日は、1950年にインド憲法が発布され、共和国となったことを祝う日です。

今年は、日本から河野太郎外務大臣がレセプションに出席されたそうです。

河野太郎外務大臣による「インド共和国記念日レセプション」出席


また、今回、インド政府は、ASEAN10カ国の首脳を招待しました。

「インドは過去、同記念日式典に安倍晋三首相、オバマ前米大統領らを主賓として招いたことがあるが、今回は初めて東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の首脳を招待。」

恒例の軍事パレードは、色んな意味ですごいです!

写真はこちらのリンク(AFP)からどうぞ!



生徒たちはミニ・国旗を持ち、国旗のデザインのサンバイザーをかぶったり。

今日は妹や弟を連れて来てもOKです。

お祝いのスピーチでは、先日発表されたJLPT(日本語能力検定試験)の結果について話しました。

生徒たちは英語やヒンディ語でスピーチをしました。

今回、主人はコスプレなし。

でも、ジャケットを脱ぐと、ホビットになります。


JLPT・N1に合格したC君に、スピーチをしてもらいました。

後に続く生徒が増えますように、、、!

ナショナル・スイーツ(国を代表するお菓子)、ジャレビー(ジレイビー)。

8月15日と1月26日、年に2回の楽しみです!

頭がキーンとなるくらい、甘いけど、年に2回、美味しくいただいています。

生徒たちはジャレビーが大好き!







おめでとうございました〜!

2018年1月24日水曜日

祝・合格!JLPT・N1、N4、N5(日本語能力検定試験)

ブッダガヤ日本語教室から6名の合格者が出ました〜!

N1・1名、N4・2名、N5・3名合格いたしました!

N2やN3に挑戦した生徒たちは惜しくも数点足らずで合格には至りませんでした。

今回の快挙は、N1に初受験で合格した生徒C君です!

昨年、N3に合格してから、半年の準備でN2に初受験で合格し、さらに半年準備してN1に初受験で合格しました〜!

つまり、一年でN3からN1までレベルアップしたのです。

すご過ぎ〜!

写真左:在校生S君、右:C君

そして、N4に合格したN2君とV2君は、まだ日本語を勉強し始めて1年足らず。

N5に初受験で合格し、そしてまたN4に初受験で合格しました!

それから、まだスーリヤ校在校生のS君はN5に合格しました!

在校生の中で初めてです!

10年生でセンター試験の受験勉強もしながら、よく頑張りました〜!

そして、5回くらい落ちまくり、それでもめげずに挑戦し続けたR君。

N5に合格しました〜!

やった〜!

最後の挑戦、最後の挑戦と、勇気を振り絞ってチャレンジを続けたSN君も、N5に合格しました!

みんな、よく頑張りました!

今回、惜しかった生徒たち、今度は必ず合格しましょう!

日本やアメリカからスカイプレッスンで練習してくださった方々に、心から感謝申し上げます。

これからもブッダガヤ日本語教室、応援よろしくお願いいたします!




2018年1月23日火曜日

幼児婚禁止・持参金禁止のヒューマン・チェーンに参加しました!


1月21日(日)、ビハール州全体で行われたヒューマン・チェーンに、スーリヤ・バハルティ・スクールの6年生から10年生が参加しました。

去年はビハール州で施行された禁酒法賛成のヒューマン・チェーンでした。

今年は、幼児婚禁止・持参金禁止の法律に賛成するヒューマン・チェーンです。

この法律も、ビハール州政府が制定しました。

以前から、法律的には、幼児婚や持参金は禁止されていました。

しかし、その法律を守る人はほとんどいなかったのです。

私たちスーリヤ校は、以前から幼児婚を防ぐ教育を行ってきました。

ブッダガヤ周辺の村では、幼児婚はごく普通のことです。

よくあるパターンは、8歳前後で親が決めた相手と一回目の結婚式をします。

これは婚約の儀式のような感じで、普通はその後もそれぞれ自分の実家で暮らします。
(働き手として、幼少時から嫁ぎ先に行かされる場合もあります)

女の子側が初潮を迎えたら、2度目の結婚式をして、正式に嫁入りします。

だいたい、13歳から15歳前後の頃です。

スーリヤ校の前身チルドレンスクールを始めた頃(2001年〜)に通っていた女子生徒は、13歳前後で結婚させられた子が多かったです。

将来を期待していたとても優秀な女子生徒もおり、5年生、6年生くらいで結婚させられ、私は大変ショックを受けました。

そして、教師たちの協力を得て、スーリヤ校の生徒たちに、結婚年齢の法律を守るよう、常に呼びかけることにしました。

インドの法律上の結婚可能年齢は、女子は18歳、男子は21歳です。


教育を受けることで、良い仕事に就き、豊かになれば、将来、親が楽になるということ。

就職してから結婚すること。(学生の間に結婚して子供がたくさん生まれると、学業を継続するのが困難になり、学業を諦め、労働者になるパターンが多い)

子供の宿題は母親が見ることができれば、子供の学力が伸びるので、女性が教育を受けることはとても重要だということ。

小さな子供や、家族が病気や怪我をした時、とっさの判断や看病など、女性が教育を受けていることで家族が大変助かるということ。

母親が衛生観念や病気や感染症に対する知識があれば、予防ができ、子供や家族の健康を守ることができるということ。


などなど、機会ある度に生徒や保護者たちに訴えてきました。

そして、もちろん、今回のヒューマン・チェーンにも参加しました。

しかし、実際、この法律を守ろうという人たちがどのくらいいるでしょうか。

警察がよほど厳しい取り締まりをしない限り、なかなか慣習は変わらないと思います。

持参金の問題も大変難しい問題です。

昔から続く習慣で、結婚の際、花嫁側の親が花婿側に持参金を渡します。

その持参金は幼い頃に結婚させれば安く済みます。

それが田舎で幼児婚が多い理由の一つです。

また、いい家に嫁がせようとすると、高い持参金を要求されます。

生まれる子供が女の子ばかり続くと、将来持参金をそれぞれ払わなくてはならないので、両親は経済的に大変苦しくなります。

胎児の性別が女の子だとわかると中絶する人が多いため、インドでは超音波検査で胎児の性別を聞くことも教えることも禁止されています。

複雑な悪習慣をなくすため、二ティッシュ州知事は幼児婚禁止・持参金禁止の法律をビハール州で制定しました。

私は本気で賛成です。

州政府に協力して、これからもスーリヤ校から地元の人々に呼びかけて行きたいです。

















2018年1月20日土曜日

テロ?爆発物発見。世界遺産マハーボディ寺院。


ブッダガヤの世界遺産マハーボディ寺院周辺で、いくつか爆発物が見つかりました。

ニュースでは、スリランカ寺の前、カラチャクラ広場周辺、マハーボディ寺院周辺でいくつか爆発物が見つかったという情報が流れています。

一部のメディアの情報には、水筒が爆発した音がした、水筒が爆発した跡が見つかった、とあります。

けが人はいないようです。

三日ほど前、子供達を連れてマハーボディ寺院に参拝したところだったので、冷や汗が出ました、、、!

今、ブッダガヤにはチベット仏教のダライ・ラマ法王がいらっしゃっています。

インド内や海外からチベット難民や僧侶が大勢来ています。

町中警察が立っていて、特にカラチャクラ広場やマハーボディ寺院は厳重な警戒態勢が敷かれていたのですが、今回のことを受けて、さらに警戒を厳しくし、爆発物を仕掛けた犯人や組織について捜査をしています。

2013年にはマハーボディ寺院内で連続テロが発生しました。

早朝参拝していた僧侶が数名怪我をしました。


また詳しい情報が入ったらお伝えします。



2018年1月15日月曜日

書き初めしました!ブッダガヤ日本語教室


1月7日、ブッダガヤ日本語教室で書き初めをしました!

・・・と言っても、それぞれの生徒の名前をカタカナで書いただけですが・・・!

習字の道具は、以前取材していただいた時にテレビ東京の制作会社さんからプレゼントしていただいた思い出の品です!

活躍してます〜!ありがとうございます!

「書けたら写真撮ってね〜」と言いつつ、ひたすら全員の名前のお手本を書き続けました。

すると、後で写真を見たら、ほとんどの生徒が私が書いたお手本を持ってにっこり!

おいおい!

自分の作品の写真撮ってよ〜!

今回はお手本と生徒自筆の作品、両方お持ち帰りにしました。

みんな喜んで持って帰りました。

今回はアート系の生徒が受験などでお休みで、名前の練習のみとなりました。

ビカッシュ君、なかなか筋がいいですね〜!止めやはねの特徴をつかんでいます。


サヒル君は元気な感じがグッド!


ラフール君も真面目な感じがよく出ています。

カタカナの中でも混乱系の「ン」「ツ」「シ」の三拍子が揃ったパンカッジ君。
よく頑張りました!

チャンチャル君は、名前そのものがいいですね!

墨汁を使わずに、墨をすりました。

ラメッシュ君は名前も顔も決まってる?

スーリヤ校卒業生・在校生以外の生徒も増えています。

毎週日曜日開催のブッダガヤ日本語教室、今年もよろしくお願いいたします!