サリー着付け教室
①まず最初にブラウスとスカート(サヤ)を着ます。
ブラウスはボディにフィットした形で、必ずサイズを測って 仕立て屋さんで作ってもらいます。
サリーによっては端にブラウス用の部分があり、 それを切り取って仕立ててもらいます。
それが付いていないサリーには、別売りのブラウス用の生地で作ります。
ブラウスの色は基本的にサリーと同色、 または同系色です。
たまにおしゃれで補色のブラウスを合わせる人もいます。
スカートは着物で言うといわゆる腰巻のようなもので、ブラウスと同様にサリーと同系色を選びます。
サリーは薄い生地が多く、裏が少しすけるので同じ色の方が良いのです。
②サリーの端 をお腹の右の方からスカートに ひっかけて、後ろから前に1周巻きます。
サリーの表裏に気をつけましょう。
始め(スカートに引っ掛ける部分)と終わり(肩から先で、頭にかぶせる部分)も違うものがあるので注意します。
無地や同じパターンのサリーは上下がありませんが、すその部分に模様があるサリーや、肩から先の部分に模様があるサリーは、巻く前に確認しておきます。
③頭 にかぶせて長さを計って調節します。
ひだを作る部分の見当をつけます。
④ひだを作ります。
左手の 親指にサリーをひっかけ、次に小指に引っ掛けます。
親指を抜いて、また その親指に引っ掛けます。(この時、他の指でひだを押さえています。)
薬指を抜いて、また引っ掛けます。繰り返してひだを作ります。
⑤ひだをお腹 の正面か、 少し左側に入れます。
ピンでひだを固定すると時間が経っても崩れません。
ピンはパンジャビスーツのドゥパタ(スカーフ)をとめるのと同じものです。
ひだは分厚くなるので、安全ピンではちょっときついです。
⑥サリーを後 ろから一周回して左肩にかけます。
この時、サリーの端が引きずるほど長かったり、お尻より上だったりしたら、ひだの数を増やしたり減らしたりして調節します。
ちょうど良い長さはひざの裏くらいの長さです。
家の中にいる時はもっと短くてもいいし(動きやすい)、外出する時は長めにする人が多いみたいです(見た目が良い し、男性の前で顔を隠しやすい)。
⑦胸から肩にかけて、ひだ を作って、出来上がり!
ひだは3~5回、肩の外側から内側にひだを よせていきます。
模様があれば、美しく見えるように気をつけます。
肩のひだは、飾りのついた安全ピンでブラウスといっしょにとめます。
刺繍などがある柔らかい素材の(透けるような)サリーの場合はひだを作らず、そのまま 垂らして左手にかけてもいいですね。
その場合もピンで肩のところをとめて おくとずり落ちないので便利です。
基本的にサリーは既婚者が着ますが、外国人だったり都会でなら大丈夫です。
堂々とサリーを着ましょう。
日本人は几帳面で着物のようにきっちり着る人が多いので、インド人もビックリ!!
ネパーリーと間違われるかも!?
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