第一期卒業生

今年4月、スーリヤ校設立11年目、20名が卒業しました。

試験で入った生徒もいますが、ほとんどは学校設立当初に1年生として入学した生徒たちです。

3月にはCBSE（インド中央政府指導の試験）を受験し、現在、大学に入学願書を提出しています。

彼らは非常によく頑張りました。

スーリヤ校は5年前まではヒンディ語の教科書を使っていました。

それを、私の独断で、英語に全部変えてしまったのです。

なぜなら、インド中央政府の試験CBSEは、英語の試験しかないからです。

ビハールボードと呼ばれるビハール州政府指導のヒンディ語の試験では、
ビハール州以外では通用しないのです。

そこで、5年前、思い切って教科書すべて（ヒンディ語、サンスクリット語を除く）英語に切り替えました。

彼らは、高学年になってから、いきなり全教科を英語に変えられ、大変苦労しました。

途中、あきらめて、辞めてしまった生徒もいました。

でも、ついてきてくれたこの生徒たちは全員、One Level（First division)の成績を取ることが出来ました。

次は大学です。

エンジニアを目指す数名は、2年後のエンジニアリングの試験を受け、IIT系の大学への進学を目指しています。

数学が得意な彼ら。貧しさから抜け出し、世界で活躍する人材になることを期待しています。