2013年2月27日水曜日

アルジェリアの人質事件で思ったこと(2013年1月21日)

アルジェリアの人質事件について書かれたフリーアナウンサー白倉律子さんのブログ(転載)を読んで、、、思ったこと。

海外に赴任して働く日本人の皆さん、相当な覚悟で赴任されているのだということ。
私もインドに駐在する友人から話を聞いたりしていると、様々な事件が起きているのにびくともしない強いものを感じることがよくある。
危険を踏まえた上で会社に命を預けている。

自分自身、インドに14年住み、様々な経験をしてきた。幸い、事件やテロに巻き込まれたことはない。
98年結婚当初、ビハール州は日本人から見れば半分内戦状態だった。しょっちゅうゲリラ(マオイスト)と警察の衝突があった。
近所を武装したゲリラが夜中に隊列をなして走り抜けたこともあった。選挙の時も投票所が爆破され、州政府に反対する候補者は暗殺された。(現在は州政府が代わり、ゲリラ掃討作戦が行われ、ゲリラは潜伏はしているものの、そのほとんどは他州に逃亡した。)

デリーに引っ越してからも、数年置きにテロが起こった。主人もテロが起きたすぐ隣の地域にいたことがあったり、主人の弟はコンノートプレイスで学校帰りにテロに会い、目の前で爆弾が2発爆発して、命からがら逃げて帰った。インドではテロリストとの戦いの中で亡くなった人(テロの犠牲者も含めて)は、国のために戦った英雄とされる。
日本のように平和で安全な国はそう多くない。
海外で起こる事件や問題には、日本の国内の感覚では対処出来ない。
日本企業がこれだけ世界に進出している時代なのだから、そろそろ日本という国も国際的常識を持っていただきたい。

アルジェリアの事件で犠牲となり亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

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