スーリヤ校だけでなく、地元の私立の学校も見学したいという要望があり、私立学校の見学に行って来ました。
8月12日、有名私立校デリー・パブリック・スクールのガヤ校を訪問しました。
高級ホテルかと見紛うほどの立派な建物です。
校長先生自ら学校内を案内してくださいました。
4階建てで、教室も広々としていて、各階にトイレもありました。
幼稚園の教室や、小学生の教室、そして中学生の教室などを案内していただきました。
授業中の教室もあり、少し挨拶をしました。
小学生の教室では独立記念日にちなんだ絵を描いていました。
各教室には掲示板があり、班分けや、係りの名前、バス毎の生徒のリスト、選別された絵などが張られていました。
日本だと掲示板はモノトーンのイメージですが、さすがインドは独特の配色で掲示板もカラフルでした。
黒板も最新式で、グリーンの黒板の横にはパソコンに対応しているホワイトボードがありました。
プロジェクターも各教室に設置されていました。
スポーツのクラスでは、テコンドーが行われていました。
一階の広場では数百名の低学年の生徒たちが集まり、マジックショーを見ていました。
8月15日前後は数日間毎日様々なイベントを行っているそうです。
運動場や日本の公園にあるような遊具もあります。
校長先生は現在建設途中のスイミングプール予定地近くまで案内してくださいました。
「インドの水着はどんなのですか?」との質問に、
「女子はあまり露出が少ないようなスイミングスーツになる予定です。
男子と女子は別々の時間にプールに入ります。」と校長先生は答えました。
校長先生は校舎や校庭中に植えられている植物について説明してくださいました。1200種類(12000?)の植物を植えているそうで、現在ギネスに申請中だそうです。
最後に校長室で色々なお話しをお聞きしました。
この学校のモットーは「Service before Self」、自分自身のことよりも他者への奉仕を大切にすることを教えているそうです。
特定の宗教にこだわらず、広く様々な宗教をバックグラウンドに持つ生徒を受け入れているそうです。
CBSE(インド中央政府の教育指導システム)に登録された学校で、デリーの私立校と何ら変わらない教育を提供していらっしゃいます。
ヒンディ語やサンスクリット語以外はすべて英語で授業が行われています。
現在は、ヒンディ語の国語と第二言語の英語に加え、第三言語のドイツ語をカリキュラムに取り入れていますが、将来的に第四言語として日本語教育も取り入れることを学校の運営陣と共に考えているそうです。
今回見学させていただいたDPSは2013年創立で、まだ開校されて3年です。
実は、開校される前、このガヤ校の副理事と知り合い、色々お話したことがありました。
エアコンは体に悪いので絶対に教室には置かない、とおっしゃっていました。
教育方法についてとてもしっかりした方針をお持ちだと思いました。
今は主人も友人として様々なイベントに招待していただいたり交流しています。
素晴らしい学校がこのガヤに出来てとてもうれしいです。
建物の立派さにはかなわないけれど、教育の中身ではスーリヤ校も引けを取っていないので、逆にとても誇りに思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿