2013年9月15日日曜日

<インドファッション>サリー着付け教室

サリー着付け教室

①まず最初にブラウスとスカート(サヤ)を着ます。

 ブラウスはボディにフィットした形で、必ずサイズを測って 仕立て屋さんで作ってもらいます。

サリーによっては端にブラウス用の部分があり、 それを切り取って仕立ててもらいます。

それが付いていないサリーには、別売りのブラウス用の生地で作ります。

ブラウスの色は基本的にサリーと同色、 または同系色です。

たまにおしゃれで補色のブラウスを合わせる人もいます。

スカートは着物で言うといわゆる腰巻のようなもので、ブラウスと同様にサリーと同系色を選びます。

サリーは薄い生地が多く、裏が少しすけるので同じ色の方が良いのです。

②サリーの端 をお腹の右の方からスカートに ひっかけて、後ろから前に1周巻きます。


サリーの表裏に気をつけましょう。

始め(スカートに引っ掛ける部分)と終わり(肩から先で、頭にかぶせる部分)も違うものがあるので注意します。

無地や同じパターンのサリーは上下がありませんが、すその部分に模様があるサリーや、肩から先の部分に模様があるサリーは、巻く前に確認しておきます。



③頭 にかぶせて長さを計って調節します。


ひだを作る部分の見当をつけます。










④ひだを作ります。

左手の 親指にサリーをひっかけ、次に小指に引っ掛けます。

親指を抜いて、また その親指に引っ掛けます。(この時、他の指でひだを押さえています。)

薬指を抜いて、また引っ掛けます。繰り返してひだを作ります。


⑤ひだをお腹 の正面か、 少し左側に入れます。


ピンでひだを固定すると時間が経っても崩れません。

ピンはパンジャビスーツのドゥパタ(スカーフ)をとめるのと同じものです。

ひだは分厚くなるので、安全ピンではちょっときついです。






⑥サリーを後 ろから一周回して左肩にかけます。


この時、サリーの端が引きずるほど長かったり、お尻より上だったりしたら、ひだの数を増やしたり減らしたりして調節します。

ちょうど良い長さはひざの裏くらいの長さです。

家の中にいる時はもっと短くてもいいし(動きやすい)、外出する時は長めにする人が多いみたいです(見た目が良い し、男性の前で顔を隠しやすい)。




⑦胸から肩にかけて、ひだ を作って、出来上がり!


ひだは3~5回、肩の外側から内側にひだを よせていきます。

模様があれば、美しく見えるように気をつけます。

肩のひだは、飾りのついた安全ピンでブラウスといっしょにとめます。

刺繍などがある柔らかい素材の(透けるような)サリーの場合はひだを作らず、そのまま 垂らして左手にかけてもいいですね。

その場合もピンで肩のところをとめて おくとずり落ちないので便利です。


基本的にサリーは既婚者が着ますが、外国人だったり都会でなら大丈夫です。

堂々とサリーを着ましょう。

日本人は几帳面で着物のようにきっちり着る人が多いので、インド人もビックリ!!

ネパーリーと間違われるかも!?

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