2020年4月7日火曜日

マレーシアから日本へ帰国!?炎上!バイリンガール・ちか・ユーチューバー

マレーシアから日本へ帰国!?炎上!バイリンガール・ちか・ユーチューバー

4月4日の「バイリンガール・ちか」さんの
ユーチューブビデオ投稿のコメント欄が大炎上しています。

ちかさんのご主人「おさるさん」と娘のプリンちゃんは、プチ移住生活をされています。

オーストラリアの次に、マレーシアに滞在中です。

2月半ば、おさるさんの弟の結婚式に参列するため日本に一時帰国され、また10日後にマレーシアに戻られました。

プリンちゃんの幼稚園のこともあり、マレーシア滞在を延長されました。

そして、3月18日から4月14日まで全土に活動制限令(Movement Control Order)が発令されました。

<マレーシアの状況>
マレーシアではこれまでに3662人が新型コロナウイルスに感染し,
うち61人の死亡が確認されています。

4月4日、日本帰国のお知らせ動画が投稿されました。
その動画がこちらです。↓


コメント欄より

「ちかさんの事好きでしたが、正直がっかりしました。 宣伝しながらヘラヘラ笑いながら話すことじゃない事くらい分かりませんか? 今どれだけ世界が大変なのか分からないんですか?自分勝手すぎます。 旦那さんも猿のお面を付けるのは仕方のない事なのかもしれませんが、今はふざけてるようにしか見えません。 いい大人なんですから、もう少し思いやりのある行動をしてください。」

「この時期に海外の移動をするのは非常識です。正直、こんな身勝手な行動をする人だとは思ってませんでした。残念です。他の方も言ってますが、自分が感染者であることを前提に行動してください。stay at homeを遂行してください。日本に、東京に、来ないでください。結局、こういう人がいるから東京では未だに多くの人が出歩いているんだと思います。」

など、「自分勝手」「非常識」など、批判的なコメントがたくさん書き込まれました。

プリンちゃんというまだ小さなお子さんを連れての移動だということや、移動により本人たちが感染するリスクもありますが、無症状キャリアの場合やそうなる場合もあり、他の人に感染させる可能性もある、という指摘がありました。

2月に日本に帰国したのに、コロナが世界に広がっている中、
どうしてもう一度マレーシアに戻ったのか、という批判もありました。

ちかさんの明るくボジティブな話し方に
「ヘラヘラしている」という批判も多数ありました。

中には、もうフォローをやめる、動画を見たくない、
などのコメントもありました。

私も英語学習のためちかさんの動画を拝見していたファンとして、
これらの批判コメントにうなづくところもありながら、
次にちかさんがどんなメッセージ動画を投稿されるのか、注目していました。

そして、4月7日、前回の動画への説明として投稿されたのが、こちらの動画です。↓


真剣な面持ちの二人。

前回の動画で言葉足らずだった部分を一生懸命、
丁寧に説明されていました。

様々なリスクをよくよく考えた上での決断で、
お二人の日本帰国の決定は変わらない、ということでした。

観光ビザが5月まであるが、それから延長できるかわからない。
延長が難しい場合、関係各局に迷惑をかけてしまうかもしれない。

政府チャーター機で帰国する状況になる前に、
自分たちで航空券が手配できるうちに帰国したい。

平常時であれば通訳を介して医療機関を受診できるが、
現在は病院がパンク状態で、
外国人への医療がちゃんとされるかわからない。

日本帰国後、2週間の隔離生活のため、
空港からレンタカーを借りるなど、様々準備をしていること。

マレーシアでも3週間の隔離生活をしたため、経験があること。

というような説明でした。

この動画へのコメントでは、ちかさんたちを応援するメッセージが増えました。

前回の動画へ批判コメントをされた人たちの、
海外からの帰国者がコロナウイルスを
日本へ持ち込み広げるという恐怖心、すごく理解できます。

<インドの状況>

私が住むインドでも、コロナ感染者はほとんどが
イタリアなど欧米や中東からの帰国者です。

こんな時に帰ってくるなよ!というのが正直な気持ちです。

もうインドは国際線の発着を禁止しているので、
ロックダウン中は制限されていますが、
それまでにすでに大勢が帰国していましたし、
取り残されたインド人たちの救出・帰国も行われました。

ちかさんの動画を見て、インド在住21年の自分の立場としては、
批判コメントをされた方々とは少し違う感情を持ちました。

海外の医療機関に対する不安の部分です。

マレーシアはまだ医療は充実していると思いますが、インドは、、、
しかも、インドの最貧と言われるビハール州では、
盲腸ですら手術中に死んでしまう可能性があるような医療環境です。

<子供が重症で一時帰国>

数年前、子供二人がA型肝炎にかかり、日本に帰国して入院しました。
空港のクリニックに相談して、専門の病院をご紹介いただきました。

他の人にうつす可能性もあるのに、どうして帰国?
と言われたこともあります。

しかし、その時は子供の命を救いたいという気持ちでいっぱいでした。

一人は劇症肝炎になり、危なかったです。
あのままインドにいれば、命を落としていたかも知れません。

<現在の状況>

私の個人的な現在の状況としては、インドで仕事をしているし、
帰国または海外に出れば、インドへの帰国が困難になります。

インドはビザを無効にしているので、
私のようなOCIホルダー(インド人の家族・永住許可のようなステータス)
であっても、今は一時的に停止されています。

国際線が全面禁止になっても、日本へ帰国するための飛行機は
JALなど数本用意されていました。

帰国できる方はそれで帰国されたのだと思います。

私はロックダウン中のインドで、自宅で仕事をしながら、
子供たちの安全に考慮して外出を控えている毎日です。

<ちかさんご家族の判断について>

前回の動画でのちかさんのボジティブな明るさは、
無理をして明るく振舞われているように思えました。

色々な人たちの意見がある中で、
それでも日本帰国の判断をしていること、
隔離生活についてもしっかり準備していらっしゃること、
など、今回の動画でよく理解できました。

有名なユーチューバーは、影響力が大きく、
一つ一つの動向が注目されて大変だな、と思いました。

ちかさんたち、安全に帰国されますように。
そして、隔離期間を無事終えられますように。
お祈りしています。

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