モディ首相・インド全国民へメッセージ。
5日夜9時キャンドル灯火のお願い
4月3日(金)朝9時、インド・モディ首相が
全国民に向けてメッセージを発表しました。
4月5日日曜日、夜9時、9分間、
家の電気を消し、ろうそくや、ディヤ(油と綿のキャンドル)、
ランプ、懐中電灯、または携帯電話のフラッシュライトを
点灯するよう、インド全国民に対してお願いしました。
モディ首相は、13億の国民に、
ソーシャルディスタンスを保つこと、
家の外へ出ず、玄関やベランダですることを
念押ししました。
これは新型コロナウィルスと戦うインドの
希望や強さという空気を作るためです。
「私たちはロックダウン(全土封鎖)の中にいますが、
私たちは一人ではなく、一人一人が国の強さを高めるのです。
私たちはコロナウイルスによって作られた暗黒の中から、
光に向かって進まなければまりません。
4月5日日曜日、夜9時、電気を消し、9分間、
ランプや懐中電灯や携帯のフラッシュライトを点灯してください。
私たちの精神は熱心さに勝てる力はありません。」
と、モディ首相は全国民に訴えかけました。
<モディ首相の真意は>
イスラム教のタブリギ会の信者たちが集団感染をし、
その集会に参加した信者たちが全国に移動し、
ロックダウン中も国の命令に背き、
全国のモスクで集会を継続し、
そのことにより感染が広がっています。
また、イスラム教徒が作成したと思われる動画がいくつも
ティクトクやワッツアップなどのソーシャルメディアで
広くシェアされているのですが、
その内容はソーシャルディスタンスへの反対や、
イスラム教徒は死を恐れない、
死を恐れて握手やハグの挨拶をしないのは臆病者だ、
というようなメッセージを伝えています。
各地で医療チームや警察に危害を加える住民が出てきていますが、
そのほとんどがイスラム教徒が多い地域だそうです。
全員ではなく一部ですが、
そういうイスラム教徒たちがいるのは事実です。
検査に協力しない、検査の邪魔をする、
医療チームに唾をはいたり、石を投げたことなどから、
ヒンドゥ教徒の間でイスラム教徒を非難する動きも出てきています。
モディ首相のキャンドル灯火の企画は、
そういうインドの中の不穏な空気を清め、
国のために、国民全員のために一致団結しよう、
敵はコロナウイルスだ、と、
国民の気持ちを一つにするための企画だと思います。
なぜ、9分間なのか、それははっきり理由は発表されていませんが、
ヒンドゥ教では9という数字は神聖な数字です。
敵はコロナウイルス。
国民どうしでいがみ合ってはいけません。
今こそ、インドが団結して、悪質ウィルスと戦う時です。
インド13億人が団結できるか、
世界は見ています。
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