2020年4月4日土曜日

生徒の隣の家の人(ドバイから帰国)がコロナ陽性!ロックダウンに感謝!

生徒の隣の家の人(ドバイから帰国)がコロナ陽性!ロックダウンに感謝!

インドの新型コロナウイルス(COVID-19)感染者は2547名、163名が回復、62名が死亡となっています。(4月4日he Ministry of Health and Family Welfare発表より)

(これは4月3日のデータ)

なんと!

数日前、日本語教室の生徒の隣の家の人が、陽性確認されました!

ドバイから帰国したそうです。

生徒たちがワッツアップ・アプリで会話をしていたのですが、

「隣の家の人がドバイから帰って来た。
コロナみたいな症状らしい。」

「おい、早く警察に連絡しろ!」

「本当かどうかわからない。本人は大丈夫と言っている。
でもどうかな、とも言っている。どっちだろう。」

(おいおい、本人としゃべっとるんかい!)私の心の声

「早く警察に電話しろ!」

「じゃあ、明日通報するわ。」

(のんきやなあ。しかも、本人は申告せえへんのか?)

というやり取りがあり、翌日、陽性が確認されました。
(たぶん、生徒が通報する前に検査を受けていたと思われます)

新型コロナウイルスがすぐ近くまで来ています!

ビハール州や、インドが全土封鎖(ロックダウン)されていなければ、、、

日本語教室の生徒たちに感染が広がっていたかも知れません。

全土封鎖に先駆けて、ビハール州では2月中旬から
教育機関の閉鎖命令が出ていました。

ブッダガヤ日本語教室やスーリヤ校は、
その命令を受け、すぐに教室や学校を休みにしました。
(日本語教室はオンライン授業を継続)

3月22日にビハール州で初の感染・死亡者が発表されました。

38歳男性で、カタールから帰国、慢性的腎臓病の持病があったそうです。

それまでは感染者ゼロで、インドの各州に比べて奇跡的な状況でした。

現在、ビハール州の陽性患者は30名となっています。

ブッダガヤのあるガヤ地方では陽性患者が5名となりました。

国道のすぐ近くに住む生徒は、ロックダウンで国道を車が通らないので、
国道でクリケットをしていたそうです。

そして、警察に見つかり、追いかけられたと言っていました。

田舎の子供達は、学校が休みになり嬉しくて、
コロナフェスティバルだと言っている子供もいます。
(ホーリーの後、毎年あったらいいな、と言っている子供も、、、)

1日中、注意喚起のアナウンスを流す車が町中を回っていますが、
13億の全国民にコロナ感染防止の知識を教えるのは大変です。

3月22日のジャンタ・カーフューでお鍋を叩いたり、
4月5日のキャンドル点灯のパフォーマンスをして、
一体なんになるんだ、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
ロックダウン中のガス抜きという意味や、
お祭りのような儀式をすることで、国民に関心を持ってもらうことで
インドの国民にとっては非常に有効な方法だと、私は思います。

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