1月4日、フェイスブックに流れてきたニュース投稿を見て、にわかには信じられませんでした。
サヒド・アリ・カーン氏が亡くなったというニュースでした。
サヒド・アリ・カーン氏はビハール州政府の元法務大臣をされた方です。
実は、公私ともに主人と交友がありました。
いつか一緒に日本を旅行したい、一緒にメッカに巡礼に行こう、とおっしゃってた夢は叶うことができませんでした。
しばらくデリーの病院に入院されていたそうですが、死因は心臓発作だったそうです。
まだまだ政治家としてこれからも活躍できる50代でした。
いつも相談に親身になって対応してくださった、インドでは珍しい誠実な政治家でした。
本当に残念です。
甘い物が好物で、私たちが訪問した際は必ず様々なお菓子でもてなしてくださいました。
(太っていらっしゃったので健康面で心配でしたが、、、)
ニティッシュ州知事の時代に州の大臣になり、その後、ニティッシュ州知事が後任を任せたジタラム・マンジー州知事の時代も大臣を務めました。
そして、ニティッシュ州知事が再度復活された時、ジタラム・マンジー側につき、政権を離れました。
イスラム勢力と指定カースト勢力との連携のため、と言うより、ジタラム・マンジーの人柄に義理を感じて、ついて行かれたのではないか、と私は思いました。
ジタラム・マンジーも、人間として尊敬できる人なので、その気持ちがわかります。
政権の中心が変わる度にコロコロ所属政党を変える政治家もいますが、サヒド・アリ・カーン氏は、そういう方ではなく、義理人情を大切にする方だったように思います。
インドの政治家のお話を日本のブログで書いて、みなさん、興味を持ってくださるかはわかりませんが、自分の思い出の記録として、ブログに書かせていただきました。
サヒド・アリ・カーン氏のご冥福をお祈りいたします。
当ホテルへも訪問してくださいました。
地元シタマリのパーティに招待してくださいました。
弟のように可愛がってくださいました。
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