エンジェルエイド・スタディツアーについてブログを書いていて、改めて一日、一日どれだけ濃密なスケジュールだったか、実感しています、、、!!!
今日、お話するのは、卒業生たちが通っているガヤ大学と英語の専門学校の見学についてです。
一般社団法人エンジェルエイドはスーリヤ・バハルティ・スクール(スーリヤ校)の卒業生の大学などの高等教育への進学を応援してくださっています。
せっかくスーリヤ校を卒業しても、大学へ行けなければ都会での仕事に就くのは難しく、村での貧しい生活のままとなります。
大学や塾・専門学校で教育を受けることで、就職の幅が何倍も広がるのです。
スタディツアーでは、支援している奨学生が通う大学と専門学校を見学していただきました。
日本語能力検定試験(JLPT)のN4(4級)に合格したC君とN君が通っているのはガヤ大学です。
ガヤ大学は由緒あるマガダ・ユニバーシティ(大学院大学)系列のトップの大学です。
つまり、地元ガヤ地方の大学のトップであり、京都であれば京大のような感じです。
この日、雨季なので時々急に始まるスコールを避けながら、ガヤのマガダ医大付属病院の見学の後、ガヤ大学の見学をしました。
校舎は外からの見た目は古そうですが、中は広い教室がいくつもあり、IT系の学部の校舎にはコンピューターが何十台も設置されていました。
偶然通りかかった同学部の講師は、スーリヤ校の校長先生の教え子だったそうで、丁寧に各教室を案内してくださいました。
ガヤ大学を見学した後、C君とN君が通っている英語の専門学校「オックスブリッジ」の見学に行きました。
オックスフォードとケンブリッジを掛け合わせたような名前ですね。
この専門学校はガヤでは有名で、英会話を習得するため、学生だけでなく社会人も通っています。
C君とN君は日本語通訳になるのを将来の夢としています。
なぜ、英語も勉強するのでしょう。
実は今現在少しの期間休学していますが、ITの専門学校にも在籍しています。
N2やN1が取得出来て、日本語通訳となれば、日本企業に就職します。
その際、日本語だけでなく、ある程度ITの知識があり、英語も流暢で英語の書類仕事もこなせないと良い仕事が出来ません。
そのため、エンジェルエイドから、特別奨学生として、大学だけでなく専門学校で特殊技術を身につける機会をいただいています。
オックスブリッジでの二人の成績もよく、特にC君は元々英語が得意だったので、スピーチやディベートなどで非常に活躍をしているそうです。
各教室を案内していただき、いくつかの教室では授業中にも関わらずご挨拶をさせていただきました。
二人が所属しているコースのクラスでは、少しディベートにも参加させていただきました。
二人が先生たちやクラスメートたちと談笑している姿を見て、田舎出身の彼らがなんらひけも感じず、堂々と話しているのですごいなと感心しました。
うだるような暑さの中、各地の見学にお付き合いくださったツアー参加者の皆様、ありがとうございました!!!
↓ガヤ大学
↓英語の専門学校オックスブリッジ
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