8月14日スーリヤ・バハルティ・スクールの支援母体NGOチルドレンエイドが毎月行っている「ブッダガヤ母子保健プロジェクト」に、エンジェルエイド・スタディツアーの皆さんが参加されました。
この「ブッダガヤ母子保健プロジェクト」は、貧しい村の新生児と母親の健康促進を願い、母親たちの意識向上を目指している活動です。
今回のスタディツアーには看護師さんが3名、参加されていました。
その中に助産師Aさんがいらっしゃり、彼女に村の女性達の前で、妊娠・出産のメカニズムについてお話をしていただきました。
初めてのことにも関わらず、立派に説明をしてくださいました。
ビハール州の田舎の女性達の識字率は低く、49.6%しかありません。
州全体の識字率は63.82%(男性:73.39%、女性:53.53%)、田舎の識字率は53.9%(男性:67.1%、女性:49.6%)です。
ビハール州はインド一識字率が低く、その中でも特に田舎の女性たちの識字率は大変低いのです。
田舎の新生児の死亡率が高いことと、母親たちの育児に関する知識の無さは無関係ではないと考え、私達は村の女性たちへの教育を通して、新生児の健康促進を目指しています。
赤ちゃんを抱えたお母さんたちがたくさん集まり、大変混雑していた時、場所を空けようとしてくださったYさんがジャンプして降りた場所は、、、、
牛の○○の山でした、、、!!!
表面が乾いていたので、土のように見えたのです。
足首まで○○に埋まってしまったYさんを、卒業生たちが近くの水場まで連れて行き、足や靴を洗ってくれ、スリッパを貸してくれました。
卒業生の母親も靴を洗うのを手伝ってくれました。
Yさんはこれ以上ないというくらいの田舎体験をされました。
母子保健プロジェクトを見学した後、皆さんとその村の生徒や卒業生の家庭訪問をしました。
土で出来た家、レンガで出来た家、裸電球一つしかない部屋、家族数名で小さな部屋でぎゅうぎゅうで寝ている状態、土で出来たコンロ、などなど、生徒たちの生活の現実を見ていただきました。
日本人から見れば大変過酷な状況ですが、生徒たちにとっては普通の生活です。
みんな満面の笑顔で自分の家を案内してくれました。
もう一ヶ所、別の村も訪問する予定でしたが、大雨のため、訪問を断念しました。
母子プロジェクトの活動場所、村の公民館。
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