エンジェルエイド・スタディツアー、ブッダガヤ御到着当日の夕方、皆さんとマハーボディ寺院に参拝しました。
マハーボディ寺院は2002年からUNESCOの世界遺産に登録されています。
お釈迦様が悟りを開かれた場所であり、仏教発祥の地です。
インドではお寺などの宗教施設では靴を脱がなくてはいけません。
数年前までは門の手前に靴預かり所があったのですが、今はちょっと遠くて、門のある場所のぐるっと反対側で靴を預けて、そこから裸足(または靴下)で参拝します。
インドでは靴は不浄な物とされ、神聖な場所を汚さないよう、脱がないといけないんです。
靴はビニール袋に入れたら持って入っても大丈夫です。
携帯電話は絶対禁止です。これはテロ防止のためです。
でもなぜかIpadなどのタブレットはOKです。
カメラやビデオカメラは料金を払えば持って入れます。
セキュリティチェックを受けてから、門の前の階段を降りて、マハーボディ寺院の塔に向かいます。
仏陀の像が中に御安置されています。
いつも世界中からの巡礼者が列を作って並んでいて、中まで入るのにちょっと時間がかかります。
仏陀の像にご挨拶してから、大塔の周りを時計回りで廻ります。
大塔を真後ろまで回った場所に、大きな菩提樹の樹があります。
現在の菩提樹はお釈迦様の当時の菩提樹ではもちろんありませんが、アショカ王の娘がスリランカに持って行った菩提樹の子孫だと言われています。
それから、大塔の南のほうにある池を案内しました。
お釈迦様が沐浴をした実際の池と言われている池はちょっと離れた場所にあるのですが、こちらはそれを模倣して人工的に作られたようです。
ムンチリンダという蛇の神様が、お釈迦様が大悟されるまで風雨から守っていたという説話から、その像が池の真ん中に建てられています。
その池には鯰がたくさんいて、巡礼者たちが施しとして餌をあげています。
池を見た後は、大塔の外側の通路をぐるっと時計回りで廻りました。
最後に門の所で記念撮影をしたら、知らないおじさんまでカメラ目線で入っていました。
一番の巡礼シーズンは12月から2月の冬の時期です。
その頃は門から大塔まで満員電車のぎゅうぎゅう状態、もしくはエルサレムのメッカ状態となります。
8月はまだ巡礼者がそれほど多くはなく、スムーズに参拝出来ました。
お釈迦様ゆかりの地を参拝されて、日本から訪れた方々はきっと満足されたのではないでしょうか。
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