2020年9月27日日曜日

日本で緊急入院!網膜剥離と髄膜炎(原田病)

羽田空港から京都の実家までYさんに車で送っていただいた。

時々痛み止めを飲みながら、いろいろ話していたが、

頭痛のためちゃんと話せていたかわからない。


夕方4時頃、自宅到着。

母が池のところまで走って迎えに来てくれた。


寝たきりの祖母に挨拶をしたかったが、

何か病気を移してはいけないので我慢。


夕方、シャワーを浴びると急に眠気に襲われ、ベッドにダウン。

しばらく寝ていたようだが、手足の力が抜け、真っ白。

手が震え、気分が悪くなり、必死で居間へ。

たぶん低血糖を起こした。

(髄膜炎のせいだったかも知れない)


夜中のテレビのような感じザーザー。

ひどい耳鳴り。頭が割れそうだった。

頭の中が工事現場。

頭のCPUがシャットダウンしそうな感じ。

夕食を何とか食べて、しばらくしたら落ち着いた。

今朝、インドの糖尿の薬を飲んで、お昼にうどんを食べて

それきり食事をしていなかったので、低血糖を起こしたのだと思う。

実は低血糖のほうがすぐに命を落とす危険がある。

お花畑が見えかけていた。


頭痛薬でごまかしつつ、両手で頭を抱えて朝まで痛みを我慢。

一睡もできなかった。

翌朝、自宅から1時間ほどの大きな病院へ。

父がそこの眼科がいいからと勧めてくれた。


初診受付で症状を説明すると、

眼科と皮膚科と総合内科の診察を受けることになった。

(頭皮と耳が非常にかゆくて湿疹ができたいたので、

ヘルペスかと思っていた。)


それぞれの科に問診票を提出。

検査があるので眼科からスタート。

視力検査。虹彩を広げる薬を点眼。

次第に暗かった映像が少し明るくなる。

しばらく待って目の中の撮影や測定。

2時間ほど待ち、初診の医師の診察。


診察は1分ほどで、

「原田病で間違い無いと思います。」と診断された。

「網膜剥離と髄膜炎が起こっています。

メラニン色素を敵だと思って攻撃するアレルギー反応で、

メラニンがある部分が炎症を起こしています。

髄膜にはメラニンがたくさんあるんです。

すぐに入院しましょう。」とのことだった。


老眼になったとばかり思っていたので、網膜剥離と聞き、正直驚いた。

確かにこれだけ見えなくなるとは、老眼とは恐ろしいものだと思っていた。


もともと視力は2.0か1.5だったので、

普段の10%も見えておらず、とても不安になった。

老眼や視力の悪い人たちの気持ちが初めて分かった。


入院する前に、さらにPCR検査を受けた。2時間ほどかかった。

陰性で、すぐに入院手続きに入った。


入院病棟の部屋のベッドで、背骨から髄液を抜いて検査。

横向きに膝を抱えて丸くなる。

麻酔が結構痛い。

その後の髄液を抜く時、ぐいぐいと圧迫感。

初めてです、と伝えたけど、その時思い出した。

確か、次女の帝王切開の時の部分麻酔の時も

こんなだったんじゃないかな。

担当医の医師にこれまでの病歴を聞かれたが、

頭が痛すぎて、よく思い出せない。

その夜、頭痛薬とアイスノンで翌朝まで耐えた。


本来なら、網膜の血管などもっと詳しく調べるため、

造影検査をしなくてはならない。

しかし、私は甲殻類のアレルギーがあるので、

造影剤にアレルギー反応を起こすかも知れない。

それで、造影検査はしないことになった。


翌日、昼頃、早速ステロイド点滴治療が始まった。



続く。



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