2020年10月16日金曜日

幻覚症状?ステロイド点滴中、天使が来て、体が浮いた!

 


インドから日本へ帰国して、網膜剥離と髄膜炎で入院しています。

「原田病」という自己免疫疾患で、ステロイド治療を受けています。

入院後、約三日間、ステロイドの点滴を受けました。

「パルス療法」と言うそうです。

点滴治療の間で、天使が来て、体が浮きました。

その浮き上がっている感覚は、あまりにもリアルで、
未だに夢だと思えないくらいです。


点滴が始まって翌日には、
死にそうなくらい痛かった頭痛が
嘘みたいにおさまりました。

頭の中で、工事現場みたいなガシャンガシャンという
爆音の耳鳴りがなっていたのも、
次第に静かになりました。

その時、起きているのか、寝ているのかの
区別がつきにくくなりました。

夢のはずだけど、リアルすぎて何時間経っても
それは夢だったのかどうか、わからないくらいでした。

特にリアルだったのが、体が浮き上がった体験です。

今でも夢かどうかわかりません。



ベッドで点滴を受けて、寝ていた私のなぜか「後ろ(背中側)」に、
看護師さんがいる、と思いました。

後ろなので見えないはずですが、その看護師さんが
私の背中を持ち上げると、私の体が浮き上がりました。

感覚として、ベッドから50cmくらい浮いている感じでした。

そして、なぜか
アメリカのインディアンのような白髪のおばあさんが
私の左足の足の裏をマッサージしてくれました。

背中の方にいる看護師さんは、
途中から天使なんじゃないかと感じました。

看護師さんの服装だけど、羽が生えていました。

首と左肩をマッサージしてくれました。

20分ほど浮いたまま、マッサージしてもらいました。

そのマッサージがものすごく気持ちよくて、
寝てしまいました。

気がつくと、ベッドで寝ていました。

ステロイドの点滴の際、「せん妄」(幻覚症状)が
起こることがあるそうですが、たぶんそれだと思います。

浮き上がった感覚、3週間経った今もまだリアルに覚えています。

ステロイド点滴は三日で終わり、
四日目からは経口のプレドニゾロン(ステロイド)に変わりました。

経過は良好で、順調に回復して来ています。



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