3月から4月にかけての春休みの期間、3度に渡って集中強化合宿を開催しました。
第一回:3月8日~17日
第二回:3月25日~31日
第三回:4月9日~22日
午前の部朝9時開始でお昼2時まで(N5受験の学生は2時終了)、午後の部は2時から4時お昼休憩、夕方4時から夜8時までN4の授業をしました。(N4は午前・午後両方に参加しました)
ホテル(私と主人が経営するホテル)に泊まりこみで学ぶ学生も3名いました。(後半は5名になりました。)第2回目からは新卒業生3名も加わりました。
テキストは主に「げんきI」と「げんきII」を使用しました。N4受験の生徒はその両方を一通り昨年勉強しました。N5受験の生徒のほとんどが「げんきI」を昨年勉強していましたが、新しく加わった生徒も混ざったので、再度「げんきI」の復習から始めました。
テキストに「げんき」を使用しているのは、各文章に英語訳がついていることと、英語の文法説明もあり、英語が理解できる学生なら独習も可能だからです。また、内容的にもストーリーもなじみやすく、そのストーリーに合わせて自然に文法が網羅されています。また、テキスト内に練習問題が豊富で、さらに別冊のワークブックもあり、たっぷり練習出来ます。とても使いやすいです。
第一回目が終了してから第二回目を始める日まで、ホーリーというインドの大きなお祭りがありました。ホーリーは数日間、色をつけた水を掛け合うお祭りで、第二回目の授業が始まった時はみんな疲労困憊していました。集中力が欠けていたので授業のペースが少し落ちてしまいましたが、なんとか第二回の合宿の間に「げんきI」の復習をこなすことが出来ました。N4の生徒にとっては簡単すぎる内容でしたが、たまに忘れている内容もあったので、よい復習になったと思います。
そして、第三回の合宿では、N5受験の学生も含めて、「げんきII」を勉強しました。N4受験の生徒にとっては、「げんきII」もすでに習っていて、内容はよく知っていましたが、毎日単語テストと漢字テストを行う中で、とてもよい復習になりました。文法は例文を英語ではなく、ヒンディ語に訳して日本語からヒンディ語に直訳する方法で教えました。言葉の並び方や動詞の変化の仕方も、日本語とヒンディ語はよく似ています。特にあまり英語が得意ではない生徒にとっては、ヒンディ語訳で説明したら、理解がしやすくなります。
今(4月後半)ブッダガヤの気温は40度から45度です。3月始めごろは30度前後でした。4月に入って急激に気温が上昇しています。例年よりもインド全体で暑いらしく、熱波により大勢死者が出ています。そんな暑さの中、教室のエアコンで多くの生徒たちは風邪をひいてしまいました。セーターを着たいという生徒もいました。日本人の私にとっては、エアコンの効きがあまりよくなく、汗だらだらで暑かったのですが、、、。数千年、猛暑の中生き残るDNAを持つ彼らにとって、特に田舎の村出身でエアコンなどない家庭で育った彼らにとっては、エアコンは寒すぎのようです。この暑さの中、自転車で通った生徒もいました。みんなよく頑張りました。
この合宿の期間中、5回、N4、N5の模擬試験を行いました。結果は次回書きます。
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