日本語教育能力検定試験



ついに、日本語教育能力検定試験に合格しました〜!

実は去年も受験して、残念ながら不合格でした。

日本語教育の経験は12年以上になります。
(インドで)

独学で自分なりの方法で教えて来ました。

これまで教えた生徒の中にはN1、N2も取得した者もおります。

N3・N4・N5取得者は多数おります。

「日本語教育能力検定試験」に合格するための知識は、
普段、授業で教えている知識とはかなり範囲が違いました。

<私の勉強方法>

私の勉強方法は、やはり過去問を理解することから始めました。


ただ、過去問は同じ問題は出題されないので、
傾向を知り、対策を練るために使いました。

そして、「完全攻略ガイド」で、基本的な知識を覚え、



「合格するための問題集」を徹底的に活用しました。



実際の試験で一番難しいと感じたのは、
聴解の問題でした。
人生で一番脳みそをフル回転した瞬間でした。

聴解の問題は、文法や音声についての知識が問われます。

しっかりとそれぞれの分野を理解しておくことが大切だと思いました。

また、記述式問題の様々なトピックを学び、
どんな問題が出ても短時間で書けるように練習しました。


他の問題で時間が取られてしまい、記述式に使える時間が少なくなってしまいます。

ですので、記述式は瞬時にまとめられるよう、
トピックごとに頭を整理しておくことが大切だと思いました。


アルクの通信講座も受講しました。

お世話になりました。

僭越ながら、「日本語教育能力検定試験」の私なりの勉強方法を
ここに書かせていただきました。

日本語教師を目指しておられる方に、少しでもご参考になれば幸いです。

ちなみに、受験票の写真が、そのまま合格証書の写真になりますので、
いい写真を選んでください。
(私はあまり考えず、ほぼノーメイクの写真にしてしまいました、、、!)


<日本語教育歴>

NGOが運営する学校での日本語教育は2006年から始めました。

そこで数百名に初級の日本語を教えました。

3年ほど前からその卒業生達に中級・上級の日本語を教え始めました。

そして、去年から準備をして、今年年初から本格的に日本語教室を始めました。

今、教室には60名程が通っています。

生徒達はJLPT(日本語能力試験)合格のために
本当に一生懸命勉強を頑張っています。

彼らの精進の姿を見て、私も負けられないと、必死で頑張りました。


こんな試験、言語学じゃないか、
言語学の歴史なんて教えることに関係がないんじゃないか、
細かい文法の知識も、外国人に教える時に必要なのだろうか、
などなど、
試験勉強の最中、色々な思いが湧きました。

でも、必死で学んでみて、深い知識は潜在的に
日本語教師としての厚みになるのではないかと思いました。

毎年様々な問題が出題されています。

知識をアップデートして、学び続けていくことが必要だと思いました。

応援してくれた友人、家族、生徒達、
そして、勉強方法などご教示くださった島先生に、
心から感謝申し上げます。




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