2013年9月15日日曜日

ビハーリーで 関西人(私のヒンディー語はなまっている?!)

ビハーリーで 関西人(私のヒンディー語はなまっている?!)

結婚する時に持ってきた一冊のテキスト。

最初の一ヶ月で必死に覚えました。

だって、お義母さんや兄 嫁さんたちはヒンディ語オンリーなんですから。

だんなさんは日本語ぺらぺらですが、仕事で寝るために帰って来るだけだし、毎日毎日家の中に監禁状態で、しかも兄嫁さんは二人とも超おしゃべり。

もう、がむしゃらに覚えるしかありません。

最初はまったくコミュニケーションが取れず、ボディランゲージを使っていたのが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と徐々 に通じるようになりました。

そして、1年経つと、どうも兄嫁さんたちの文法はおかしいと気がついたのです。

最初、自分のヒアリングが悪いせいかな、と思っていたのですが、兄嫁さんたちの言葉は、スタンダードなヒンディ語とはかなり違う。

ビハ-ル州の、ブッダガヤのこてこての方言だったのです。

それからは必 死で兄嫁さんたちの方言の法則を習得すべく努力しました。

そして、結婚して2年、めっちゃナチュラ ルなブッダガヤ語が話せるようになりました。

そんなある日、久しぶりのデリーでヒンディ語をしゃべったら、周りの人たちがおもしろがって「もっとしゃべって」と言うんです。

ちゃんと標準語でしゃべっ ているつもりなのに、文法は標準語でも、どうも発音が何となく「ビハ-リー(ビハ-ル人)」みたいだそうです。

やっぱり毎日方言の中で暮らしていると、ついついクセが出ちゃうんですね。

山形弁を話す外国の方がおられますが、私もインド人から見るとそん な感じなのかな?

日本では関西弁(京都生まれなんで す)、インドではビハ-ル弁、どちらでも方言を習得してしまいました。

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