2013年4月12日金曜日

エンジニアリング・コースを目指す学生のための進路説明会

4月12日、スーリヤ校卒業生たち16名と教師5名と一緒にバハラット大学(http://www.bharathuniv.com/)の進路説明会に参加しました。
ガヤのホールで開催されました。

バハラット大学は93%の就職率だそうで、マイクロソフトやオラクルなど有名企業への就職もあるそうです。

今回は進路説明会の共同開催者であるヒンドゥスタン新聞からご招待いただきました。

「エンジニアリング・コースを目指す学生のための進路説明会」ということでしたが、開催者である大学の宣伝だろうと思いつつ、教授らの話を聞いていると、進路を選択するときに何に注目して選択するべきかなど、ただの宣伝でなく話の中身もとても勉強になるものでした。

3名の教授はIIT卒業生でした。

・エンジニアを目指すなら、エンジニアとは何か、エンジニアの種類を知るべき。
・IITだけがすべてではない。私立大学のエンジニアリングコースからも優秀な学生が外国企業などに就職している。
・大学を選ぶ時は、就職率を調べなさい。
・いい給料をもらいたいなら、民間企業へ就職しなさい。しかし、民間企業は残業があり夜中まで仕事をしなくてはならない。決まった時間だけ仕事をしたいなら、公務員を目指すほうがよい。
・自分の興味のあるものを見つけなさい。その方向へ進路を考えなさい。Iフォンやスマートフォンを使うのが好きなら、そのアプリの開発など。
・競争の中から外へ出て、自分独自の道を探してもよい。
・コンピュータ・サイエンスは将来有望だが、その中で傑出した人間になるための努力が必要。
・企業に就職することだけが選択肢ではない。フェイスブックやマイクロソフトの例え。
・企業側がスカウトをしに大学へ来る。そのときによいパフォーマンスを見せれば就職が決まる。外資系企業も来る。http://www.bharathuniv.com/placements.htm

日系企業への就職もありますか、と質問したら、日産などの例をあげられました。

スーリヤ校の生徒は村の子供達です。今日の感想を聞いたら、だいたいはわかった、と言っていましたが、私が感じたのは、言葉としてはわかっていても、具体的なイメージは持てていないのではないかと感じました。エンジニアを目指す生徒たちですが、実際、エンジニアとはどういう職業か詳しくは理解出来ていないと思います。ぼんやりとしたイメージはあるかも知れませんが、もっと、実際の仕事の内容を教えたいなと思いました。そして、明確な進路のイメージが持てるように、指導していきたいと思いました。
















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